覚醒する @CDiP

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真・迷走する? Club @donpy 日記【239】

   

「Premium Apps」今月はお休み致します。

5月から毎月やって参りました、「Premium Apps」ですが、今回iPhone4S購入とiCloudのためにあらかじめiPhoneの初期化をしました。今まで使っていたアプリはすべてリセットして、そこから頭から思いつくままにアプリをインストールして行こうと思っています。ですので、現在は完全デフォルトの1画面目になっております。

代わりに、iPhone4S入手(できるかどうかわかりませんが)後に、インストールしたアプリをすべて紹介してみようと思っております。

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A2D39C48-97BA-44AB-BDBA-60FEC72E9373 Photo by donpy

雨のしたたる秋の夜、私は仕事を終えて傘をさしつつ車へ向かった。

そのときに一通のメールが。Facebookで倉下さんがFriend承認いただけたという内容だった。

倉下さんといえば、何冊も本を書いている凄い方だ。

傘をしまい、車に乗り込みエンジンをかけ、ふと思った。

そういえば、私は本に関わる人となんかつながっていくよなぁと。車はアイドリング状態のまま、ふと想いにふけってみた。

小学校の頃ものすごく図鑑が好きだった。読み物よりも図鑑。地球、昆虫、気象、宇宙、飛行機たぶん数十冊の図鑑を持っていた。それでも物語は極度に嫌い、夏休みの読書感想文のために本を読むくらいで、あとは国語の教科書くらいしか読まなかった。読んだ本と言えば数え切れないほどの参考書、問題集。これは高校卒業まで続く。本の形をした苦行を体験したせいか、本というものがすっかり嫌いになってしまったようだ。

しかし、中学に進学してはじめてできた友人のことを思い出す。もの凄く本を読むのだ。 当時新潮文庫の100冊と言って文学作品を中心におすすめリストがあったが、彼は中1の時点ですべて読んでいた。電車通学中も、学校の休み時間もひたすら彼は本を読んでいたことを覚えている。彼とは高校時代も一緒でひたすら本を読んでいた。今でもこんな本好きの人を私は見たことがないくらいだ。彼は日本最高峰の大学で文学部に進学した。私は本を読まなかった。ゲームばかりしていた。

私は大学になんとか進学することができ、そこで知り合い、6年に及ぶ付き合いをした親友がいる。ラグビー部でオッサン顔の彼はやはり本好きだった。特に歴史小説を好み、やはり彼もひたすら本を読みあさっていた。抑えきれないボキャブラリーはオヤジギャグとして周囲の顰蹙を買っていたようだが。また、アメフト部のイケメン友人も一時はルームメイトとして生活しようかと相談したくらいの仲だった。彼も今や山口の片田舎で開業医としてがんばっているようだ。彼もまた本が好きだった。ただし彼の本好きは幅広く、小説から雑誌から漫画まで。あらゆる本という本を読みあさっていたように思う。いずれもスポーツマンでありながら余暇は読書を楽しむ心落ち着いた人たちだった。私はゲームばかりしていた。

大学を卒業し、就職が決まった。地元での友人の飲み会に参加してひとりの仲の良い友人ができた。私は競馬が好きで、競馬仲間が欲しかったのだ。そこで知り合った、予想の名人。私はU師と呼んでいた。しゃべりが立ち、芸能人のヅラネタになると一層勢いが増す。芸能ネタ、社会ネタが好きな彼もまた、本が好きだった。本が好きすぎて書店を渡り歩くまさに「本博士」だった。競馬四季報はもちろん、どんな分厚い洋書だろうが、新書だろうが、世相を終えるようなビジネス書まで。ちょっと小馬鹿にしながら本を評論している、まさに「歩く書評」だった。

その頃私は「ダービースタリオン」というゲームが大好きで攻略に明け暮れ、ネットでの友人も多くできた。そこで知り合った横井顕という男とか、ホーク爺という男とか。もしかしたら知っている人がいるかもしれない。いちゲーマーとして親しく付き合わせてもらったが、やはり彼らももの書きであり、本が好きだった。私はゲームとネットしかしていなかった。本が好きというよりも文章が人一倍上手だった。

そしてiPhoneを持った。iPhoneを通じて出会う人々はこれまでの出会いとは次元の違う出会いの連続だ。これまでの貴重な出会いが普通に思えるほど、これまた本好きな人間が多い。書評を書くブロガーがどれほどいるのか。ブログという媒体で、これでもかというほど文章力を見せつける某あんなだとか、本気で出版にまでこぎつけてしまうような @goryugo だとか @OZPA だとか @Sayobs さんだとか。みんな本が好きだ。でも彼らに献本してもらってもやはり私は本を読まない。一応読んだが、それ以上のことは到底できない。

字面を追うのは嫌いじゃない。人の意見を聞くのも好きだ。

これは大げさではない。私の周囲の人間はことごとく本が好きなのだ。みんなたくさんの本を読んでいる。そして仲が良ければ良いほど信じられないくらいの本を読んでいるのだ。

親は言う、「本はたくさん読め」と。「本から得られる知識はすごいものだよ」とか「本でいろんな体験ができるんだ」とか「ものの考え方は本で得るものだ」とか。だけどね、これまで私が「こいつ、本が好きなんだなぁ」と思った人すべて、、、、

だれも私に本を勧めません。

きっと彼らは自分が本が好きなことに対して特別な思いはないんだと。あくまで普通なんだ。一冊の本をいいよとは言うが、読書がいいよとは言わない。それはきっと読書が好きなことが普通すぎてそれを好きとか嫌いとか思う感覚がないんだろうなと今思う。

こんな本が嫌いな私となぜそのような方々が仲良くしてくれるのか、いまだにわからない。本も読まない私に何の魅力を感じるのかわからない。ただ全員、私と共通した読書以外の深い深い趣味を持っている共通点に気付いた。そうか、みなが選んでくれているんじゃなくて私が選んでいるんだと。本好きの彼らを無意識のうちに私が選んでいるんだと。

私はきっとそういう経験知識豊富なおくゆかしい人間に無意識のうちに憧れているのかもしれない。

答えが出るのはいつの日か。と最近思っていた。

自然と部屋に本が増えてきたような気がする。やっと何かの軌道に乗ってきたような気がする。私の最終的な興味の先は「本」なのかもしれない。

さっきまで激しく動かしていたワイパーを止めた。雨は止んだ。さあ、帰ろう。

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