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クラウド乱立の現状をみて思う事。

      2013/11/23

今日は、クラウドのお話をば。色々なクラウドのお話を聞いて自分自身が色々思う事がありまして。

iPhoneとは直接関係ありませんが、iPhoneもいわば「クラウドデバイス」。少しは関係あるかなと思いますので今日はそれについて少し書いてみようと思います。完全テキストです。

iPhoneつかっている方々なら誰もが一度は聞いたことがある言葉、「クラウド」。では、クラウドで連想されることはなんでしょう?Dropbox?SugarSync?Mobileme?Flickr?雲?蜘蛛?私はくもこぽんずがすきです。

まあ、いろいろありますよね。うん、ある。ではあえてみなさんにお聞きしますが、クラウドって何ですか?

これ意外に答えづらくないですか?正直私はいまあるいわゆるクラウドサービスをみて、「クラウドって何よ?」という質問に正直答えられません。それはなぜかというお話からはじめたいと思います。

(続きは折り込みます。)

続きはこちら。

それは、クラウドサービスによってできることがまるで違うからです。

画像特化ならFlickrを代表するいろいろですし、ストレージ専門ならDropboxを代表するいろいろですし、総合クラウドで言えばMobileMeとかだったりするわけですし。ではそれが全部クラウドなのかと聞かれればそうなのかもしれません。

各クラウドサービスが提供し、便利を提唱している根本が「多機能」。どんなファイルをアップロードしてもうちのクラウドサービスなら見れますよ的な多機能の方向性のことです。

それは結局クラウド本来の意味から逆行しているのではないかと私は思っています。

もっとプレーンでいいんじゃないかと。

要はDropBoxよりもプレーンな「単なる個別ユーザー単位のネット上のファイル置き場」がクラウドであって欲しいのです。今のクラウドサービスはユーザーの囲い込みに目を血走らせて躍起になっている感が強いんですよね。だからこその多機能。正直そういうシステムはいらなくなるのではと思っております。このところのクラウドサービスの乱立を見ていると特に思います。もっとシンプルにならないかと。

しかし、写真の特化された優れたUIのFlickrを便利に使っているのも事実。Dropboxのまるでデスクトップにファイルがあるかのような環境の提供。素晴らしいです。

ただ私は、それはクラウドサービスそのものがやるべきことではないと思っています。

UIが優れているからだけでユーザーはそこに全部のファイルを起きたいとは思わないのではないでしょうか。それらのサービスはクラウドそのものをやるのではなくて、そのUIだけを提供するのがベターではないかと。

つまりクラウドはもっとプレーンな状態で提供され、そこへ付加価値的なプラグインとしてFlickr機能が付くとかDropbox機能が付くとかそういう方向性で進化していってもらいたいわけです。そうすれば、本体のクラウドへの課金はいずれなくなり、付加価値的なプラグインが実際を課金するというビジネスモデルも構築できるのではないかと考えます。安全性、仕組み的にそれは不可能だといわれればそこまでなのですが。私は専門的な知識はありません。ただそうなったらいいなと思うだけです。

最終的に様々なクラウドサービスをユーザーが複数契約することでこれらのクラウドサービスは成り立つことになるわけですから、いずれ破綻がくるのではないでしょうか?それとも多機能を謳うクラウドサービスのどれかに勝ち組が確定するまでこのような争いがひたすら続くのでしょうか?

今でさえ複数あるクラウドサービスの管理に辟易しているユーザーにこれ以上にクラウドサービスを追加し課金できるユーザは果たしてどれくらいいるのでしょう?この先、例え無料だったとしてもそれぞれ個別にユーザーIDが存在し、パスワード管理をするとなるとそれも大変ですよね。

私の思うクラウド像はこうです。

クラウドはあくまでもファイル置き場でユーザーが適当に自由に自分の思うファイルをアップロードできる場です。もちろん十分なセキュリティに守られていて容量に制限はありません。

そして、そこに蓄積したファイルからある特定のファイルに対してのみ、独自のUIでサービスを展開するコ・クラウドサービスが生まれるというのはいかがでしょうか。まさに Flickrが画像に特化されたクラウドならば、それはクラウドではなくて、ユーザーのもつプレーンなクラウドに外部からアクセスし、そのクラウドにある画像データのみを利用したコ・クラウドサービスとして使いやすいUIを売るという形として存在してもらいたいわけです。例えば、ファイラーのような働きをもったコ・クラウドサービスとしてのDropboxが存在してもらいたいのです。

つまり、クラウドそのものは複数あってもいいわけですが、ユーザーにとってはそのどれかひとつでいいわけです。そこに一部あるいはフルアクセスできる権限をもった外部コ・クラウドサービスがクラウドデータを利用してアウトプットしてくれればいいなぁと。ユーザーはいつもプレーンクラウドからユーザーが選択したコ・クラウドサービスを利用して思うような情報が得られればいいなぁと思っているわけです。

それに現在一番近いサービスはEvernoteだと思っております。

なぜならユーザーがそう決めれば、 Evernoteにはすべてのファイルをアップロードする意味があるからです。しかも外部アプリによってEvernoteをさらに便利に閲覧できる環境も整ってきているからです。(Egretなんとか系のアプリとかまさにそうですよね)これをアプリ単位ではなくて、Webサービス単位でやってくれれば、最終的にユーザーが見るデバイスを選ばなくてよくなるわけですよね。どんな端末でもユーザーの決めたひとつのクラウドから様々な切り口で自分の蓄積したデータをある方向に特化して閲覧しやすくしてくれるわけです。検索などもできるわけですよね。それはあくまでクラウドそのものがプレーンであるからできることです。Evernoteに全部突っ込めと言う意味はそこにあると思ってます。あとから縦断横断できるわけで、そこになければ意味がないわけです。

そこからもう一歩進めば、そのようなクラウドのバックアップサービスなども起こせるわけです。現状、ユーザーのデータが機能別にそれぞれのクラウドに分散してしまうとユーザーもいずれ管理しきれなくなってきます。これこそクラウドの意味がありません。逆にクラウドを一元化することによって、そこからのクラウドデータ利用のためのサービスの存在価値も出てくるのではないでしょうか?使い勝手も非常に向上すると思うんですよね。

結局、各会社がユーザーを取り込もうとするばかりにビジネスモデルとしては非常にひとりよがりな感じの現状を呈しているのではないかと思うわけです。

もっとユーザーフレンドリーにWebサービスとして課金したいのではあれば、ユーザーの利便性を第一に考えてもらえたらなぁと思うわけですが、それが私の理想とは逆行しているように感じたりしています。

コロンブスの卵と言う言葉があります。では、今囲い込んだユーザーを放流してまで他社のクラウドサービスのコ・クラウドサービスに企業として転身できるかといえばなかなか難しいとも思っています。でも是非そうなって欲しい。

みなさんはクラウドに何を望みますでしょうか?

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