@CDiP 流「Googleリーダー」との付き合い方。

私は日々のニュースを楽しみながらできるだけ多くのニュースを読むために Googleリーダー を利用しています。

Google リーダー (1000+)
Google リーダー (1000+) Photo by donpy

せっかく読んだり見たニュースを自分の中だけに留めておくのを私は「もったいない」と思う点では変わっているのかもしれません。よく大阪のおばちゃんにいますように「あれええで、これええで」とメガホンのような方を想像していただければいいかと思うのですが、私もそれです。単なるおせっかい焼きなんですよね。

今日は頼まれもしない、「Googleリーダー」の読み方ならぬ「付き合い方」について触れてみたいと思います。

Googleリーダーって何よ。

skitchHzDsop
skitchHzDsop Photo by donpy

ご存じの方も多いかと思われますが、実際に使っていらっしゃる方はごく一部だと思います。単純に記事に貼られたリンクのみを辿るゆるい感じのWebの読み方が今でも大多数だと思っております。

多くのページを読むに連れて、自分の好みになったサイトってのが見つかると思います。役に立つだとか、面白いだとか、私の趣味に合うだとか。色々自分にとってプラスに感じられるページがお気に入りに追加されていきますよね。いわゆるブラウザのブックマーク機能です。

今まで面白い記事だけを読んでいたサイトもお気に入りになると、毎日の更新が気になってくるページが出てきます。今日はどんな記事書いてくれるんだろうとか。これまで気に入った記事だけを保存していたり、たまに読んだりしているのも、だんだんと最新記事を求める情動に駆られてくるはずです。

そこで便利なのがRSSリーダーです。サイトのRSSフィードをGoogleリーダーのフィード登録から登録するだけで、記事が更新されると自動的にその記事を取得してくれる何とも便利な機能なのです。大概のブログなどはサイドバーにアンテナのようなアイコンで「購読超お願いしまっす!」とか書いてあるのですぐにわかると思います。ブラウザの拡張機能でもいつでもRSS登録ができるアドインなども用意されていたりもしますので、小道具を使ってフィード登録を行っても構わないと思います。

そうやって自分だけのお気に入りサイトの更新状況をGoogleリーダーを利用すればいつでも確認できて記事も読めてしまう素晴らしいサービスなんですね。

[参考]

Google リーダーの使い方ガイド
http://www.google.com/intl/ja/googlereader/tour.html
(via Google リーダー – 使い方ガイド )

私のGoogleリーダーを読むにあたってのスタンス

私はちょっとでも気になったサイト、ブログはすぐにフィード登録します。しかし、登録しただけで、実際に読むことはあまりありません。Twitterのつぶやきのように基本的には「タイトル」だけをさらっと流し読みします。ですから、「○○の日記【100】」とかはよほどその中の人に興味がないと読むことはないかと思います。

また、最初に申し上げましたように私は面白いニュースを最終的にはみんなに言いたいというところがゴールなので、「これは面白そうだ」の後に「ね、みんなそう思わないか?」と続くようなエントリーを中心に読みます。頭の中に「今日のトレンド」みたいなフィルターがあって、そのフィルターを強く意識することによってそういうタイトルの記事を中心に読みあさったりもします。面白いのは同じようなタイトルであっても各ブログごとに内容はまるで違っていて、色々な切り口を見ることができるんですよね。

最終的な出口は私の場合、「D’s Focus」群のエントリーに繋がっていきますので、特にiPhone系のサイトは300ほど読んでます。特別に仲が良いからといって、「全部読むフォルダ」などは作りません。とにかく「読まねば」という強迫観念は排除の方向で付き合っています。そう思わなくても、300サイトからのエントリーをタイトルだけでざーっと見ていったとしてもそういうサイトは結局読んでいるのです。

私のフィルターはiPhone周りのお話もそうなんですが、Webサービスや他のモバイルガジェットの動向とかサイエンス的なものも興味がありますので引っかけていってます。ゲームはもちろんですが、過去のアーケードにまつわるものだったりするとかなりの確率で熟読しています。世相などのキーワードにあたるものなどにも気にかけて読むと新聞読む必要すらなくなります。(それだけではちょっと偏りますが)

大切なのは「おもしろそうだ」と思う記事だけを読むということですね。

@CDiP流 Googleリーダーの使い方

Google リーダー (1000+)
Google リーダー (1000+) Photo by donpy

それでは私の毎日のリーダーの読み方について解説してきましょう。まず、記事の表示方式を「リスト」にします。

Google リーダー (1000+)
Google リーダー (1000+) Photo by donpy

そして、未読をスクロールさせ、一番古い未読まで遡ります。ま、「新着」押せば未読だけになるんですけど。記事は古い順から読むのが私の主義でございます。もし数日記事のチェックを怠ってしまったとしたら「3日」遡るというルールを作ってます。未読にとらわれないためにはある程度切り捨てるしかありません。この時系列に沿って並んだ記事を一気に読むわけです。

昔は各サイトごとに読んでいたんですが、巡回しているサイトからサイトへリンクが貼られながらニュースが拡散していく様を見るためには、記事を古い順にしかも、全サイトを一括して読んだ方が色んな意味で流れが俯瞰できていいんですよね。

今回の巡回の1記事目から目を引きました。

Google リーダー (1000+)
Google リーダー (1000+) Photo by donpy

のりろーさんの記事なんですが、「福岡の偉大なブロガーお二人に出会った。」タイトルがまず魅力的。誰なんだよ!誰!あの人かな、この人かな。とか思いながらアイテムを開くわけですね。

Google リーダー (1000+)
Google リーダー (1000+) Photo by donpy

だいたい読んだら内容がわかります。そしたら共有です。メモ共有します。ただこの時点では記事は流し読みです。だいたいの雰囲気だけを感じてチェックしていく感じですね。

Fullscreen
Fullscreen Photo by donpy

こんな感じでジャンルに分けるための辞書登録してるんですよね。そこから読んだ記事の仕分けをこの時点でやります。特に思いの強い記事に付いてはコメントも書いたりして残します。ここで仕分けすることであとでブログで発信する際に楽になるのですが、今回の主旨ではないので割愛いたします。

Google リーダー (1000+)
Google リーダー (1000+) Photo by donpy

ムフっとしながら「ふぉおおおおえう゛ぁああああああ!」と叫んでみたり。まあとりあえず楽しみながらどんどんガシガシ読んでいくわけですよ。

そんなこんなで全部のタイトルと読みたくなった記事をチェックしたら、、、

Google リーダー (1000+)
Google リーダー (1000+) Photo by donpy

四の五の言わずに「すべて既読」の刑です。あくまで私の読み方ですからね。すいませんが。

そして実際の記事を読むんです。ReadItLatorはいらない。

だいたいの記事をチェック(ほとんどはこの時点で読んでしまってるんですが)した後で私は、もう一度チェックした記事を「生」のブログで閲覧することが一番の楽しみです。

Google リーダー (1000+)
Google リーダー (1000+) Photo by donpy

Googleリーダーの左サイドバー上部に「メモ」あるいは「共有アイテム」がありますからそこからさきほどチェックした記事を実際に見ていくんですよ。まさに後で読むはGoogleリーダー上で事足りるわけで ReaditLator は私には不要です。

Google リーダー (1000+)
Google リーダー (1000+) Photo by donpy

いろいろ読みやすいように整形してくれる ReadItLator は確かに素晴らしいサービスだと思います。実際に記事を読む際に私は上の画面でのタイトルをクリックするわけですよ。

Appleの新CEOティム・クックがプレゼンしているムービー。 | 和洋風◎
Appleの新CEOティム・クックがプレゼンしているムービー。 | 和洋風◎ Photo by donpy

つまりこういうことです。チェックしてメモに残った記事を実際のブログに訪問して記事を読むんです。誰が何と言おうとこれが素のブログの記事です。広告もサイドバーも全部ひっくるめてそのサイトなので、面白そうな記事以上に中の人の動向も「生」のブログを読むことが一番なんだと思ってます。

そこには記事にはない何かが隠されているかも知れませんよ。ということで。

さいごに

「最近リーダー読んでねぇんだよなぁ。」とか「未読に追われて楽しくない」とか色んな方々から声を聞くんですが、未読はすべて読まないといけないなんて誰も決めてません。それは自分が単に決めたことなんです。Evernoteのノートを全部読むんですかくらい意味がありません。

これはネット上の色々なサービス上でもあることだと思うのですが、自分のムリのないスタンスで付き合っていいとこ取りをすればいいだけなんだと思ってます。フォローされたからフォロー返ししないととか、@くれたんだから返信しないとなんてのは既にサービスに溺れている状態なんだと思います。

Googleリーダーも同じで、自分の読みたい記事をどこで探すよりもヒット率が高いわけです。だって自分でフィード設定してるんですから。読みたいものだけを読むにはこれ以上の効率的なツールはないと思うわけです、はい。

あくまで今回示した私の付き合い方はひとつの方法に過ぎません。これを真似てもたぶんダメだと思います。自分に合った使い方を見つけることが大事。

かなり乱暴な方法に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはないと思ってます。自分の知りたいことにあくまでも貪欲に突き詰めると、扱いきれる数が増えれば増えるほど付き合い方も変えないといけなくなってくるだけの話です。数が増えれば付き合いは薄くなる。そんなジレンマを持ちながらも続ける事で、一番自分の求める物が何かが見えてくるんだと思います。全ては淘汰されていくものだと感じています。

せっかくなので蛇足ながら、私のブログのエントリータイトルについて申し上げますと、自分自身がRSSリーダーを読むときに「流される」ようなタイトルにわざとしています。それは「生」のブログを見て頂きたいからです。

ただ、タイトルを見て「今日のニュースは読もうかな」と思うような下地のあるユーザーさんなら勝手に選択して読んで下さっているのだと思います。ニュースまとめというのは興味のあるニュースがまとめられているから意味があるのであって、普段から網羅的に読む必要などないと私は考えています。そんなことみながやるんだったらまとめる意味がないわけですよね。

で、単発エントリーは思いっきりタイトルで釣ってやろうとするのですが、そのときに購読者がいなくなってるという悲しい現実もあったりするわけで、みなさん是非読んであげて下さい(拝)

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