「WWDC 2011」基調講演 随時更新終了

2018/08/16

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WWDC2011 Photo by donpy

またこの季節がやってまいりました。3年前からApple発表のイベントはほぼ皆勤でネットから楽しませて頂いておりますが、今回の発表はいつになく面白そうですね。iCloudを軸とした、Mac、iPhoneの新OS 「MacOSX Lion」「iOS5」がどのように発表されるのか期待が膨らんでおります。今回は事前発表と今までのAppleにはない体制でのWWDC。One More Thingはあるのか。非常に楽しみですよね。

今年も起きていれば随時更新で色々な情報を流してみたいと思っておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。

One More Thing

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・Ripされた曲についてiCloudへはiTunesのマッチングサービスを通じて認証が行われる。
・照合を完了できたものについてはiTunesに登録されている楽曲と同じものがiCloudに置かれます。
・$24.99での提供
・日本での提供は微妙でしょうね。

iCloudの発表

クラウドとOSが統合されることがどれだけ凄いことなのか思い知りました。まさにファイルシステムからの脱却ですね。予想以上にiCloudは素晴らしいモノで、システムと完全に親和されたクラウドサービスはこれまでひとつもありません。OSとクラウドが統合される凄さを体験で
きるシステムに感動致しました。まさに私が欲しかったものです。

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・無料スペースは5GB
・フォトストリーム、AppStoreクラウド、iTunes in Cloudは有料スペースだそうです。
・10台までのデバイスの紐付けが可能
・iOS5リリースと同時に

MobileMeのサービス購入者への何かはないのだろうか…。

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そしてiCloudにiTunesの内蔵。ついに来ましたね。

・購入済みの音楽についてアルバムごと、曲ごとにクラウドからの再ダウンロードが可能に。
・OTA(ワイヤレス)経由での同期。
・ストリーミングという表現は使わず、ダウンロードという表現を使っている。
・iTunesにて購入済みの音楽に関してのみの同期サービスなのかもしれません。(つまりリッピングした楽曲は別の可能性が高そうです。)

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写真に関して言えば、他のデバイスでもiCloudにアップロードできるようです。何せシステムレベルで管理されているのですから。PhotoStreamという写真app内のフォルダでクラウドと同期できるという仕組みですね。また、AppleTVで閲覧することも可能になるわけです。

但し、直近1000枚がiOSには同期されるようです。このあたりの仕組みはもうちょっと詳しく知る必要がありそうです。Mac、Windowsにはすべての写真が同期されるようですから、クラウド自体の写真が消えるようなことはないようですが、iOSには物理的なストレージ容量の問題がありますので直近1000枚の同期ということになったのではないかと考えています。

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Cloudを利用するためのAPIが提供される。これは凄い。

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クラウドでのドキュメント保存

・Pages/Numbers/Keynoteで作成されたドキュメントは自動的にiCloudに保存される。

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バックアップのクラウド化。一日一回重要なデータのバックアップが自動でされる。

・Wi-Fi下で毎日自動的にシステムバックアップが行われる
・music、App、Books購入がクラウド上で可能に。
・カメラロールの内容もクラウド化
・デバイスセッティングのクラウドに保存
・アプリのデータも保存

これはすごいことです。ゲームデータなどもクラウド上に保存できるようになるということを意味していますね。

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AppStoreのクラウド化。AppStoreで購入した場合、クラウドにアプリは保存され、紐付けされたすべてのデバイスにクラウドから同期されるという仕組み。これは凄い。iBookのしおりなども同期されるとか。

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既存のメール・アドレス帳・カレンダーなどMobileMeで提供されてきた機能は無料化

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カレンダー共有。

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すべて自動で動くように設計されている。紐付けされるデバイスを選ぶだけ。

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すべてのデータをPC(ローカル)にいれることでハブになってきていた。しかしこれからはそうではありません。すべての情報はクラウド経由で利用できるようになるべき。

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Jobs氏再び登壇。

iOS5の発表

これまでのデフォルトアプリをさらに強化させ、その連携を格段に強化させたという印象が強いです。非常に使いやすいOSに生まれ変わると思えるような各連携機能に注目です。熟成という言葉が一番しっくりくるのではないでしょうか?

◆ リリースは今秋。デベロッパー向けには本日リリース

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対応機種についても発表されていますね。

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◆ iMessage

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AppleがIMを提供するということなのでしょうか?

現在BelugaのようなIMサービスがありますが、これをAppleが統括してやってくれるのは非常にありがたいですよね。SMS/MMSのようなキャリア依存するような要素は排除していきたいというAppleの考えなのでしょうか?個人的には非常にうれしい機能です。

・動画、写真を転送可能
・プッシュ対応
・履歴機能

◆ GameCenter

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・こちらからゲームのダウンロードができるようになるのでしょうか?

◆ PC Free

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ついに母艦いらずになるようです。これは凄いことですね。

・ソフトウェアアップデートが無線経由で可能に。

◆ メール機能

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・メッセージ全体の文字検索
・アドレスがドラッグできるように。(これはうれしい)
・フラグを立てることができるように。
・キーボードの分割。

◆ カメラ機能

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・起動が高速化
・ロック画面からの一発起動も可能に
・露出とフォーカスが別に。(サードパーティ製では当たり前になってきてますよね)
・ボリュームボタンがシャッターに。
・グリッド表示も可能に。
・ズームはピンチでできるようになるそうです。
・赤目軽減機能

◆ リマインダー機能

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いわゆる「思い出す」機能

◆ Safari

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・Safari Paper。まるでInstapaperのようですね。
・Reading List
・タブブラウジングの実現
・タブ間の切り替えの高速化が実現している。
・SafariとTwitterからのつぶやきが非常に簡単になった。

◆ Twitter機能の統合

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噂通りだったんですね。Twitter機能がiOSに内蔵されました。
・すべてのTwitterアプリケーションはこの機能により管理される。
・デフォルトアプリからTwitterに情報を流すなどができるようになるということだそうです。
(マップから位置情報を流したり聞いている曲の内容をTwitterに流すなどのことができるそうです。)

OSに統合されると非常に便利になりますね。

◆ ニューススタンド機能

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AppStoreから買える、雑誌と新聞に特化されたもになるそうです。ちょっとイメージしにくいのと日本ではどうなるかってところですよね。

◆ 新プッシュ機能

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まずなんと、「プッシュ新機能」が紹介されました。
・さまざまな動作を中断させてきたプッシュ機能を大幅に変更
・Notification Centerを統括する機能。
・スワイプで全体のプッシュ通知を俯瞰することができる。
・ロック状態でもプッシュ通知の一覧をみることもできるようです。

これは私も非常に不便に思っていたプッシュが改善されたことで嬉しい限りです。

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1500API
200の新機能の中から10の新機能を紹介されます。

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2.25億アカウント数。

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さて、次はiOS5。どうなるか楽しみですね。
デバイス2億台。
1.3億分の書籍
425000のアプリケーション
150億曲

MacOSX Lionの発表

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デベロッパー向けには今日から。一般ユーザーには7月提供だそうですよ。$29.99での提供になるそうです。

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Mac単体でなんとMacAppStoreのみで提供されるとのアナウンスが。
光学ディスクでリブートを使うようなアップデート方法ではない。

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3500ものAPIを搭載。新機能俯瞰図。

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メール

・フルスクリーンアプリケーション対応で全て書き直した。
・標準で暗号化対応
・メール検索機能の向上。検索の提案も行ってくれるようです。
・インクリメントサーチに対応。
・Conversation View(会話モード)を搭載
・添付ファイルはインライン表示。

非常にiOSのメール機能に似た印象を受けます。

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AirDrop機能。
・メニューの中にAirDropオプション。
・友人に書類などに簡単にファイルを共有できる機能

下のSSが非常にわかりやすいですね。簡単にMacユーザー同士でファイルを共有できそうで、これは期待の新機能ですね。

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バージョン管理も自動になるそうです。

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Launchpad機能、Resume機能、Autosave機能
・まるでiOSのような外観のLaunchpad。
・Resume機能:アプリケーション起動状態を再起動してもシステム側が管理し、再起動後も元の状態を復元する。
・Autosave機能:システム側でアプリケーションで作成した書類などの保存状態などを自動で管理してくれる。

いちいち「保存しますか?」と聞かれないというのは非常に革命的ですね。書類作成などでこれまでの変更履歴も自動で保存されているとのことで、保存を意識することなく書類を自由に作成できるということになりますね。

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Autosave機能のメニューのSS。

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さて、MacAppStoreのお話へ。
・Lionへの標準搭載
・アプリ内購入
・プッシュノーティフィケーション機能搭載

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この画面でもあるように、デスクトップでのウインドウの配置を自由に配置できるようですが、実際に使ってみないとわかりにくいかもしれませんね。なんとなくイメージできます。

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ミッションコントロール機能。
Lionで追加された機能で最も重要な機能追加。

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Exposeのようですが、各アプリケーションの動作状況を上から俯瞰できるようなイメージなんだそうですよ。

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フルスクリーンアプリケーション。
ノート型には非常に重要な要素になるであろう。
純正アプリケーションが

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マルチタッチジェスチャー機能。iOSにもある機能。基本動作に含まれている。

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120にも上る新機能の中で、10の新機能について触れていく。

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フィル氏登壇
Macは28%上昇。PC業界は毎年-1%の成長にも関わらず。

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Macは素晴らしくいい状態。ユーザーベースはこれまで以上に伸び続けている。5400万人のユーザー。

Steve Jobs氏登壇

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スタンディングオベーション。今日は3つのことについてお話したい。とのこと。

さて、更新開始致します。

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会場は詰めて席を増やしているようです。現地午前10時になりましたが、まだ始まってないようです。

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すごい行列ですね。

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サンフランシスコが13℃ということです。とても寒いですね。iCloudきてますね。

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