「新しいiPad」 というネーミングについて私が思ったこと。

新型iPad発表に関して思ったんですが、

アップル — 新しいiPad — 外も中も、鮮やかに優れています。
新しいiPad Photo by donpy

新型iPad、普通過ぎる名称で専門家が困惑
http://jp.wsj.com/IT/node_404657
(via – WSJ日本版 – jp.WSJ.com )

こんなエントリーですとか、各SNSでも「ネーミングが残念」とかその手の話がポツポツ聞こえてました。

期待していた iPad 3 だとか、 iPad HD じゃなかった。ネーミングで何らかの期待をしていたという気持ちはわからなくはないですが、どんな名前が付いても出てくるモノ自体は変わらないわけです。

そもそも、他の Apple製品を見渡せば、逆に iPhone / iPad のネーミングだけが異例のことだったんだということがわかります。

例えば iOS デバイスですと、iPod touch はずっと iPod touch ですし、AppleTV も今回やっぱり AppleTV なわけで。そこに過去、疑問を投げかけた方がどれだけいたかなと思ったりもします。発表を聞いているときに確かに肩すかしを喰らった感じは確かにありましたが、同時に「なるほど」と思いました。

現に本体に「iPad 2」とか表記しないわけですし、もしかすると Apple にとっては実は不本意で、ここまでのユーザー層を拡大するまでのマーケティング戦略として例外的にやって来たに過ぎないのかもしれません。

Mac にしてもこれだけたくさんのアップデートを経てきても iMac9 とか言わないわけですよ。常にそのままですよね。

今回の発表に関して詳しく言わないのも、iPad は iPad というのは別に言い訳でも奇をてらってるわけでもない、

「iPhone / iPad はやっと、普通に毎年新製品が出る普通のApple製品になった」

ということで、理解すればいいんじゃないかなと私は思いました。

そして、普通にこれからは、 「iPad 2012 early」とか「iPhone 2012 Later」とかで区別、表現されるようになるんじゃないでしょうか?その方が実に Apple製品らしいじゃないですか。

逆に iPad HD とかじゃなくて良かったと思ってます(笑)まあ、そう名付けられていたらそれがいいと言うんでしょうけどね。

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