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iPadは「ブラインドタッチ」ではなく「ビジュアルタッチ」すべき。
〜 iPadのある生活 010

      2013/11/23

朝起きて非常に面白いエントリーを見かけました。

◆ RyoAnna’s iPhone Blog
iPadへの過剰な期待
http://d.hatena.ne.jp/RyoAnna/20100502/1272814082

Twitterでもお世話になっている @RyoAnna さんが @katudon さんのiPadを使わせてもらっての雑感が書かれています。興味深い内容、いわゆるファーストインプレッションとして面白いなと思いました。ほんと、正直な忌憚ない意見を聞かせてくれと言われればそう答えるのではないかというエントリーで楽しませて頂きました。

Flashが見られないこと、確かにそうです。iPhoneアプリをダブルサイズで画面粗い。ほんとそうです。ただ、後半のキー入力であるとか、PCの代わりにはならないであるとか。色々と参考になりました。

で、今日私が釣られてみようと思ったのが「キー入力に関すること」です。

DSC_1899

私もiPadを手にしてさまざまな文字入力を試してみましたが、なかなかうまくいかない。しかし、しばらく使うことでiPadでのキー入力に関する「何か」が見つかってきたような気がしています。それについてちょっとお話してみようと思います。

iPadにおける文字入力の実際

それでは、iPadにおける日本語入力の実際。入力画面を見ていきましょう。

skitched-20100503-094209.png

見た目キーボードと同じです。ただ、違うのは凹凸がないこと。これについてRyoAnnaさんは「ホームポジションが取れない」と表現されています。確かにそうですね。ホームポジションに置かれた指を起点として、今まで覚えてきた運指で自分の思う文字まで指を運んでパンチするわけです。そのホームポジションの基点でもある「F」と「J」が触知できないというブラインドタッチに際しての決定的な要素の欠落を指摘しているのです。

一方で、このソフトウェアキーボードには、「F」「J」の下にアンダーバーが表示されています。RyoAnnaさんは「申し訳なさそうにアンダーバーが表示されている」と表現されていました。

が、果たしてAppleのような「デザイン」に拘る会社が、なぜこのようなものを実装したのでしょうか?キーボードを模しての単なるデザインなのでしょうか?しかしそのようなものをデザインではないということをApple、いや、Steve Jobsは過去繰り返し述べていますよね。「模すだけ」ではそんなアンダーバーは表示させなかったのではないでしょうか?

そもそもブラインドタッチとは何でしょう?

ブラインドタッチというものは何故必要だったのでしょうか?

私が考えるにそれは、モニターとキーボードの位置関係上、知恵の果てにある必要なMethodだったのではないかと思います。つまり、PCというものがこの世に出てきてからというもの、手元を見ながら文字を入力し、画面を見て入力結果を確認していくのでは効率が悪すぎるから、一定の指運びを法則化していった結果、この「ブラインドタッチ」という入力方法は確立したのではないかと。ピアノの楽譜を見ながら手元は見ずに曲を弾くのと同じ理屈だと思います。

では、もう一度上のSSをよく見て下さい。

この画面構成で果たしてブラインドタッチは可能でしょうか?正直私には無理です。ブラインド(死角)がないから。(ま、正確には手で死角はできますが)人間の視野角から考えれば、どうやっても手元は見えてしまうのです。

DSC_1900

どんなに手でキーボードが隠れたとしてもキーボード最上段の「QWERTY」の列はほとんど明視できます。しかも、メモの入力行から10cmも離れていない場所で。「視覚」で指の位置を把握するということは今までのブラインドタッチに慣れきっている「触覚」で指の位置を把握してきた方々(私も含めて)には当然「違和感」を覚え、ミスタッチを誘うわけですよね。

つまりはこうです。パソコンのキーボードとiPadのソフトウェアキーボードは凹凸がないことに違いを語る方が多いですし、実際その通りです。しかし、私が思う一番の違いは

触覚に頼ろうとするとミスタッチする

ということなんですよね。つまりブラインドタッチというのは文字通り、目でキーの位置を見ない代わりに指をキーボードに這わせながらキーを触知するわけで、その「這わせる」行為そのものがiPadの場合、「キー入力」になってしまう点ですよね。だから違和感を感じるし、ミスタッチが増えるんだと思います。

案外キーピッチなどの距離感は体が覚えているもので、iPadにおけるブラインドタッチを邪魔するものは「今まで慣れ親しんできた運指」なんだと思いますよ。慣れれば普通にキー入力もできちゃうみたいな。(まだそんな域でもなかったりしますが)そんなことよりも変換方法が微妙に違うとか英字+日本語の入力がキーボード切り替えがあったりするところがストレスになったりするわけです。

iPadのキーパンチメソッドは「ビジュアルタッチ」という提案

見えるものを無理矢理見えなくしてまで、触覚に頼る必要もないと思うわけです。

iPadには「ブラインドタッチ」という概念は必要ないと思います。基礎はブラインドタッチなのですが、これからは「見ながらブラインドタッチ」(何とも矛盾した表現ではありますが)する、「ビジュアルタッチ」を習得するべきです。(今はiPadだけですが。)目で見ながらそれに従って新しい運指を覚える。それがiPadでの最速の文字入力メソッドになるということが見えてきたというお話でした。

感じるんじゃない!見るんだ!
(と言いながら、まったく本人はまだまだなんですけどね。)

まったく新しい「ビジュアルタッチ」を習得することによって、iPadの入力の未来が見えてくる。

それと最後にもうひとつ大事なことを言いますと、iPadは机の上で使うことがまずないということですね。なぜ私がiPadを相方に独占されていて、その状況に不満がないのかが物語っているように思います。

本件とは全く関係ありませんが、iPadは見事にPCを使わなかったシーンの隙間を埋めているところに凄さを感じています。何も無理になんでもかんでもiPadを使おうとすることもないかと思います。とって変わるきっかけになるものがこの世にはじめて出ただけの話ではないかと。ま、それについても追々どこかで書けたらいいなと思います。

うーん、今日も見事なまでに釣られた。というわけで、「見た目がキーボードの罠」にハマらないよう注意してください。「見た目がテンキーの罠」の時に感じた違和感から続く未来が今のあなたのフリック入力なんだと思えば、モチベーションもあがるでしょう!素晴らしい未来が待っていると思います。げぷぅ!

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