@donpy の覚醒しない日記【21】

2018/08/16

さあて、ようやくお楽しみの日が来ましたよっと。

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skitched-20101120-222303 Photo by donpy

(続きは折り込みます。)

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普通の名古屋オフ

あの感動から3ヶ月。普通すぎて魅力な、名古屋オフに明日参戦します。

前回は8月末に開催されまして、名古屋メンツと非常に濃い時間を過ごせたわけですが、今回はもうちょっと落ち着いて名古屋オフに参加できればいいなぁと思っております。

関東からも数名突撃してくるようで、そちらも楽しみにしているところではありますけれども。

とにかく私は新幹線で行く予定ですので、みなさん気を付けて集まって下されば幸いです。ちなみに自宅を9時頃出発予定です。明日早起きして、D’s Focusあたりを更新して旅立とうと思ってます。

私はちょっとばかり早めに着いてシロノワールを食べてこようと思ってますよ!前回名古屋行ったときはひたすら、シノワロールと言ってたっけ?w

今時の若者

思い起こせば、今年の初夏、彼が私に突然DMを送って来ました。

「どんぴさん!私が本を書くとしたらどう思いますか!」

と。何のことかさっぱりわからないじゃないですか。そしたら彼言うんです。

「なんか○○キーの人間だと名乗る男からTwitterでDMが来たんです。怪しくないですか?」

そんな疑心暗鬼になった彼に対して私が言えることはひとつしかないわけです。

「とりあえずやってみるしかないっしょ。だってやりたいんでしょ?大丈夫ですよ、絶対。」

絶対と言いながらそんな保証はないわけですが、それでも彼に目を付けた人が想像できたので、やってみるべしと言ったまでです。それから数ヶ月。。。

「今時の若者」。。

このフレーズを聞くたびに、今までそういうことを言う人こそ、老いぼれだろ〜と思ったりしていました。そんなことを思いながら敢えてこのタイトルを選んだのは、やっぱり自分が老いぼれだろ〜と思ったからでした。

対戦相手は25歳イケメン。勢いもあり、これからの将来を嘱望される若者です。そんな相手に渾身の一撃を加えるとしたら「最近の若者は〜」と言うしかないのでございます。

これまでどんな偉い人、凄い人、素晴らしい人に会ったとしても、そんな気持ちになったことがないのでございますが、彼だけには正直「負けた」と思いました。

本当は勝った負けたの問題ではないわけですが、それでも負けたと思う場面を迎えられて私は幸せに思いました。本当です。だって、そんな気持ちになるのは息子以外ないと思っていたからでございます。あかの他人に対してそこまで思えるとは一体どういうことなのか。

誰かが彼のことを「とことん正のオーラをまとった若者」と表現していましたが、まさにそれです。

世間の「生き様」にまみれた我々にとっては彼の生き方そのものが羨ましい限りなのです。
夢に満ちあふれ、希望に満ちあふれ、喜びに満ち溢れ。何より相応しく思いました。

そこから溢れんばかりのエキスを私はお目こぼしのように啜る毎日なのであります。なんと哀れでしょう。そりゃあ、負けでしょう。

そんな彼がおととい本を出しました。共著ではなく、ピンで。

数ヶ月を経て、彼はやってのけました。最初の私への質問を彼に投げかけたところ彼は苦笑していました。

彼は社会人として1ページを開きました。そしてこれから色々な荒波に立ち向かっていくことと思います。その本の発売日の0時に誰よりも先に彼におめでとうと言いたいだけでSkypeしました。(言いたい病なので)

しばらくは私の祝辞を黙って聞いていた彼ですが、ひとたび彼のここ数ヶ月、そしてこれからを聞きますと、堰を切ったように彼は語り始めました。

彼の語りは止まりません。午前3時を過ぎようとしたときも止まっていませんでした。ひたすら、彼は将来を語る。やりたいことを語る。時々、脈絡もないことまで語る。語る。語り尽くせないくらい語る。

彼の内なるエネルギーを前にして、結局私が感じたことは「負けた」ということだけです。何も彼が言っていることがすべて立派だとか、正しいとか思ったわけではありません。その熱意に負けたと思ったのです。自分も熱い人間のひとりだとは思っていましたが、全然です。なぜなら、彼は私のような、「ただの言いたい病」な人ではないからです。

彼の言いたいことには裏付けがあり、彼の言いたいことには未来があります。それを前提とした語りなのです。なんと頭脳的でしょう。なんと理性的でしょう。理路整然と言う言葉は彼に似合います。

恥ずかしながら、彼より15歳は年上の私はそんな男にあこがれるわけです。直感に頼り、感情的な自分を顧みれば、おのずとそういう言葉は出てくるんだろうなと。正反対に生きる私は素直に「負けた」と思ったことを心に刻んで、これからも直感に頼り、感情的により生きていきたいと思いました。「負けた」と思うのはそういうことだと思います。

ここでは詳しくは語りませんが、その勝者、敗者が共に口にしたこと、歴史と遺跡の話は一生忘れません。

これから大人として、ひとりの社会人として色々な経験をしていく上で、彼のような心は絶対に忘れてはいけないと思い、今日のエントリーとしました。

とりあえず鼻くそほじりながら彼の本を読んでいます。そして言いました。

「今時の若者は勢いあるよな!」

と。そして、

「今時の若者に負けていられるか!」

と。

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