D’s Focusを復活させるにあたりまして。
〜Google Readerからブログへのフィードバックする一つの手法

2018/08/16

当ブログではつい最近まで、「D’s Focus」というコンテンツを運用していました。

「D’s Focus」はネット上に流れている主にiPhoneニュースを中心とした、「今日のiPhone界の動き」みたいなことを表現したくてやっていたことなのですが、膨大なRSSからの情報収集と、自身のブログにそのタイトル、URLをコピペし、自分の所感も盛り込んだ内容にするにあたっては楽しさ以上の手間がありました。伝えられることを変えずになんとかこの作業を簡便化できないか。これは「D’s Focus」を更新しながら日々感じていたことでもあります。

2月より、D’s Focusの更新を一旦凍結し、twitterでの情報発信という道も模索してみましたが、肝心の「Reader2Twitter」がまともに動作しません。短縮URLの出力にたびたび失敗することで実際の運用までには至りませんでした。ただ、twitterで速報的に今自分が読んだ記事をフォロワーさんに流せる利点はすごくあるなと感じていたので、いつかは運用したいと思い続けていました。

ふと、うまくいかないなということをtwitterでつぶやいていましたら、 @kuracyan 氏から、「まずはデフォルトで登録するんだよ」という助言を受け、その通りにやってみたら、まともにURLをつぶやくようになってくれたわけです。そこで一気に視界が開けた感じがしまして、色々と作業してみました。

その結果、今までの膨大な作業から解放された「D’s Focus」をまたできる目処が立ちましたのでエントリーしてみました。既にこの手法を用いられている方も多いのかもしれません。「Donpy Style」みたいな大それたエントリーはできませんが、得た情報の運用ということで参考にして頂ければと思います。

これまでのStyle

話は前後しますが、私が2月から今に至るまでずっと考えていること。それは、

・単純にGoogle Readerからtwitterに流した情報をそのまま放置しておくのがもったいない。
(自分メモという意味ではtwitterは事実上蓄積は難しい)
・ブログで更新するにあたって、コピペ作業の負担が非常に大きい。
(コピペをしたくてブログをやっているわけではない)
・発信したいのは記事の内容ではなくて、その記事を読んで自分が思ったこと。
(要するに自分がしゃべりたいだけなんですけどね汗)

この3点です。これを解決するためにひとつの方法を思いつきました。

1.「Reader2Twitter」を使って自動的にtwitterにつぶやかせる。
(情報の「フラグ」の紹介になる)
2..「Twilog」というサービスでつぶやいた内容のソースを生成させる。
(Twitterを蓄積の場として活用でき、ブログの記事の生成にも役立つ)
3.ブログにソースを貼り付けて、コメントのみを追記する。
(ソースの出力形式は色々とカスタマイズできるようですよ→URL)

これが実現すれば、twitterでいち早い情報発信とブログではもう少し所感を込めたエントリーができて一石二鳥ではないかと思いました。本当にやりたいことはその記事を読んで自分が何を感じたかを発信することであるから、コピペ作業が1回の作業で済むならこれ以上のものはないなと。

自分のtwitterアカウントでは、単純に普段の自分のことをtwitすることが多く、ブログ記事にそのままのソースに置き換えたのではノイズが多すぎるということで、新たにアカウントで生成(@CDiP)して運用することにしました。

Reader2Twitterを使ってTwitterにつぶやかせる

アカウント登録も非常に簡単です。

Reader2Twitter-Sync Your Google Reader Shared Items to Twitter
http://reader2twitter.appspot.com/enuser
Reader2Twitter

Reader2Twitter - Sync Your Google Reader Shared Items to Twitter

こちらにて、Twitterアカウントの登録と、Google ReaderのIDナンバーを登録するだけです。これでTwitterアカウントとリーダーの紐付けが行われます。私はそれ専用の新規アカウントの登録を行いました。理由はノイズレス環境でつぶやかせたかったから。それだけです。あとのTwilogのところでその意味がお分かり頂けるかと思います。

登録作業で重要なのは、Twitterへの書式を変えてはいけないということです。

私はここで、自分なりの書式を登録してしまい、なぜか短縮URL出力を失敗するハメになってしまいました。まずはデフォルトで登録して下さい。その後はいくら変更しても大丈夫のようです。

また、bit.lyアカウントの登録は一応しています。今日のCDiPには反映されていませんが、ブログ上、短縮URLは個人的には望ましくなかったので、こちらのアカウントを登録したのですが、おかしいですね、通常ならこちらのアカウントを登録すれば、短縮されるはずなんですが、うちでは生URLが出力されちゃうんですよね〜。ま、こちらの方が都合がいいのでこのまま運用することにしています。

あとデフォルト登録後の書式なんですが、私はほとんどデフォルトのまま使ってます。上のSSを見てもらえばおわかりになるかと思います。これも後にブログへの材料として使う際に最小限の編集作業でアップしたいからです。

例として私の出力フォーマットなんですが、

{title} {url} ・{comment}

いやはや、お見せするのもお恥ずかしい。。Google Readerを読みながらコメントが思いつかないことも 「Sync All Share」で設定していますので、一応「・」というコメントは最低残るようにしています。これはあまり意味がないのかもしれませんが、後のブログ編集での手間を省くためのものです。

Google Readerを読みまくり、共有しまくる

とにかくiPhoneでもPCでもGoogle Readerを読みまくり、自分の気に入った記事をメモで共有します。Reader2Twitterでは一応メモがなくてもつぶやかせるようにしているのですが、極力、その場で思ったことをメモしたほうが後のブログのエントリーの際によいと思われます。私はiPhoneから見る場合は全文は読まないので、逆に辞書アプリ(My辞書登録 とか TextClip とか)などで、「あとで読む」を登録しておいて、メモは「あとで読む」と登録しています。

Twitterメインアカウントから速報のRT出力

skitched-20100305-005204.png skitched-20100305-005306.png

一通り、Readerを読んだあとで私がすることは「今絶対に伝えたいニュース」をTwitter上に流すことです。ニュースは生ものですから、早いに越したことはありません。というわけで、iPhoneなどのTwitterクライアントで、自分の連携アカウントのつぶやきを確認します。できるだけ早くつぶやきを確認するために、List機能を使って、そのアカウントのみのリストを作成しておくのがよいかと思われます。

そこから自分のピックアップした記事をRTするだけです。

Twilogでブログのソースを取得する

Twilogというサービスは任意のアカウントのつぶやきを保存してくれる非常に便利なサービスです。つぶやきの解析まで行ってくれますし、時系列で自分のつぶやいた内容をログ化するのに最適なサービスだと思います。例に漏れずこちらをつかってみました。

CDiP(@CDiP) - Twilog

こちらがTwilogの画面です。ちょっとデフォルトと違うのはソース出力に「テンプレ」というものがあります。出力形式を任意にカスタマイズできる Greacemonkey の スクリプトが存在します。それを導入して端的に出力させます。

CDiP(@CDiP) - Twilog

試しにいずれかの出力形式を選べば、そのスクリプトをインストールできるページに誘導してくれますので、迷うことは無いと思われます。ここで、ブログのソースを吐き出させてあとはブログに貼るだけです。

ブログにTwilogから出力されたソースを貼る

まあ、あとはコピペなんですけども、私はそのタイトルとURLの下にコメントを追記しています。やはり自分の思うことを発信しなければ記事を取り上げた意味がわかりませんからね。あとは改行の体裁を整えて記事公開です。

今まではこの「コピペ」を各記事に対して行い、その都度コメントを書いていたんですが、これで一挙に処理ができるということでこれからこのスタイルで更新してみようと思っています。ただ、記事のソースのブログ名を入れたいなぁと思っているので、そのあたりは色々と工夫してみようと思っています。