言うまでもないが、@AppBank 5周年だぜ。2倍凄かったブログがいまや100万倍くらいすごくなってるぜ。ってことで祝辞を述べさせていただきます。

Skitched 20131005 224743

まずは5周年おめでとうございます。

それなくしてはこれからの話もないわけで、まずは祝福したいのです。

長かったですよね、と言えば「いえ、短かったですよ。」ときっと答えるであろう、 @appbank さんこと宮下君おめでとう。AppBank というサイトは今日で5年になるわけだけど、スタッフで個人的におめでとうと言えるのはもしかしたら彼だけなのかもしれませんね。

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彼自身は冷静で、でも、自分のことではなく、ことスタッフのことになると熱くなる。

いつでも彼はスタッフのことを少なくとも私の前では絶賛する。AppBankというサイトも最初から自画自賛していたし、そこに新参入するライター、スタッフに対しても同じスタンスだ。

私が何か苦言を申し上げると、彼は全力で彼らをかばう。そして自分のやることは「いちばんめんどくさい、いちばん地味な役回り」を喜んで請け負う。

あるとき彼は私に言った。

「僕は @appbank だけど、 AppBank は僕から離れていかなければならんのですよ」と。

いまだにその意味がきちんとわかっていないのかもしれない。じゃあ今はどうなんだよと聞いてみたい。ちゃんと離れたから今があるのかと。それくらい、長い付き合いではあるけれど、彼の「考えていること」は自分には到底理解できるものではないのかもしれない。

まあ、とにかく、まずは @appbank という「人格」が5年支えたのだと思うわけだ。

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2008年の AppBank 始まった頃のことを鮮明に覚えている。

「書いて書いて書きまくるしかないんですよ、iPhoneで喰うんだから」

翌2009年、 @entrypostman を迎えて AppBank は本気で他を突き放しにかかった。夏至の日には一日で100エントリーするぜと意気込み結局それ以上のエントリーをしたのではなかったか。

同2009年7月、彼らは私に会いに来てくれた。その時の言葉も忘れられない。

「われわれは iPhone で稼ぐためにやってるんです。」

「今年中に1000万PVいったりますよ」

今年どころか、AppBank アプリを作ってすぐその目標も達成してしまっていたはずだ。

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その後も「われわれはゲームを作りたい。iPhone にあるべきゲームを作る」と言って本当に「ポケットベガス」を作ってしまった。

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「どんぴーさん、これはインサイダーになるかもしれないから言えないんですよ」

と冗談で言っていたことが、冗談ではなかった AppBank の株式会社化。

パズドラは絶対流行るとはじめた、パズドラプロジェクトにしてもどうだ。パズドラサイトの一日1000万オーバーのPVの Analytics を見せられては驚愕したりもした。

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いまや、私の100万倍以上のすごいサイトになってしまったわけだ。(実際どうかは知りません)

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まるで未来を予見するかのごとく次々に夢を実現させてきた彼ら。

その裏でどれだけの苦労があったのだろう。どれだけの苦難があったのだろう。

「サイトだけで収益を得るなんてちっさいですよ。これからは物販ですよ。」

と言って AppBankストアを設立し、今や何軒あるのかというくらいの展開を行った通りにしている。テレビに出るんだと言えば、大阪の朝の看板番組で村井氏が話していたかと思えば、ニコ生でチャンネルを持って専用スタジオまで作ってしまうときたもんだ。

まさに破竹の勢いである。やると言ったことはすべてやってきたのではないか。最初から AppBank という単なる個人サイトから見ている者にとってはこの成長はこれから先、目の当たりにすることもないであろう、貴重な体験なのではないかとも思った。

そんな破竹の勢いで今年もイケイケだと思わせられた 2013年、はじめて私は彼らの「苦難」ってのを見たような気がする。2013年4月、突然初めて出会った「竹蔵」に彼らは来ていた。

【ネタ】マックスむらいとAppBankさんとスプリングまおさんの写真に写ってはならないものが。 | 覚醒する @CDiP



ちなみに初めて彼らが竹蔵に来たときのこともエントリーもあるので、ヒマがあったら見てもらいたい。

神戸でiPhone界の大物(donpy)が夜な夜な通う「竹蔵」に行ってきた! – たのしいiPhone! AppBank



そこでの会話はそのとき直面している問題についてマジメに言い分を私にぶつけてきていた。私は素直に自分の思ったことを彼らに告げた。

でもその直後、その困難を跳ねのけていた。業務とメンタルは違う。だけど、そのギャップは少ないほうがいいに決まってる。その差分埋めに来たのだろう。

表では華々しい活躍だけが取りざたされる AppBank であるが、なんてことはない、ナカノヒトそれぞれは他の人々と何ら変わりない「心」を持った人間なのだという当たり前のことを私は感じている。

月並みな言い方になってしまうが、私から送れる友人への言葉として「がんばれよ。やめるなよ。」と言いたい。

彼は彼自身への批判は甘んじて受け入れるが、褒め言葉は一切受け付けてくれない。そんなイイやつですよ。

私の中では AppBank はやはり @appbank なんだと感じてしまうわけです。彼がいなければ今のAppBankはない。そう思ってるわけですよ。そういうファンがいてもいいよね。

そんなわけで。5周年本当におめでとうございます。

私はブログのエントリー上ではじめて吹っかけたのはこちらでした。

で、あなたは”Crystal Defensers”をどう思うよ? – @CDiP のネタ帳



最初からやりあってたのかもしれませんねw まー 「AppBank の太鼓持ち」って言われた時期もありましたけど、それもいい思い出ですわ〜。

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