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Evenote を iPhone で使い倒すための「ゼロノートコンセプト」のご提案。
〜 共有ノートブック専用の無料アカウントを取得してモバイルシーンに最適なゼロノートEvernote環境を構築しよう。

      2013/05/19

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ゼロノートコンセプト Photo by donpy

Evernote 4.1.4(無料)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
現在の価格: 無料(サイズ: 12.8 MB)
販売元: Evernote – Evernote
リリース日: 2008/07/11

App iPhone/iPadの両方に対応

現在のバージョンの評価: (40件の評価)
全てのバージョンの評価: (16,909件の評価)

はじめに

iPhone版4.0からはUIもかなり進化し使いやすくなりました。それでもiPhoneでEvernoteはちょっと。。という方も多いかもしれません。ヘビーに使えば使うほどEvernoteは大変に重くなるからです。

モバイルシーンの鉄則は「無駄なモノは持ち歩かない」ことです。

かねてから私はEvernoteのノート数が多いからオレは使いこなしてる的な風潮を覆したいと思っていました。5000あるいは10000をも軽く超えるノートがあったとして、果たしていますぐに役に立つモノがどれほどあるのだろうか?それがモバイルシーンで本当に役に立つものなのだろうか?そんな風に考えていたわけです。

家のPCですべてのノートを対象に色々と調べ物をするにはよいでしょう。しかし、iPhoneでEvernoteを使うにおいてそんなあたまでっかちのデータベースが本当には必要なのだろうか?その作業をiPhoneという非力なマシンで活用できるのだろうか?私はモバイルシーンにおけるEvernoteは別物と考えています。

私は具体的にEvernoteを運用する画期的な提案はできません。先人のさまざまなアイデアはほぼ出し尽くされた感すらあって、私が割り込む隙間など何一つないからです。

そこで私は今回、あくまでもiPhoneでEvernoteを使いやすくするためにどうすればいいのか。その概念的な提案をしたいと思います。その先はユーザーそれぞれがきっとうまく応用して下さるのではないかと期待しているところです。それが「ゼロノートコンセプト」です。

ぜひ参考にしてもらえれば幸いです。

ゼロノートコンセプトについて

ゼロノートは

・iCloudでのバックアップ容量を圧迫しません。
・iPhoneでのEvernoteアプリの動作を快適にします。
・サードパーティアプリからのInboxへのアイテムに完全対応します。
・日常のGTD管理にも適しています。

ノート数「0」でEvernoteをどうやって活用するんだよ?とお怒りの声を聞こえてきそうですが、そのコンセプトについてまずお話させていただきます。

Evernoteはノート数が増えると使い物にならないくらい重くなってしまう弱点を持っています。iOS5対応版でiPhoneでのEvernoteは劇的に軽くはなったが、Macクライアント版はいまだ酷い状態です。同期を待っていては作業ができないほど重いです。

特にモバイルシーン、もっと言えば、iPhoneで私がメモしたことの中で、なんとか必要なノートだけでも瞬時にかつシンプルに閲覧できる方法はないかと考えていました。

結果、私が思いついた方法は、本アカウントから共有されたノートブックのみを扱う無料アカウントをもうひとつ作成するという方法です。

「いますぐ必要な情報」になりそうなノートブックだけを別アカウントに共有させれば iPhoneでも超軽くEvernoteを扱えるのではないかと思ったわけです。サブアカウントの抱えるノートは常にゼロ。そこからゼロノート運用のEvernoteということで、「ゼロノートコンセプト」と名付けました。

ゼロノートアカウントの構築例

では実際に取得したサブアカウントにメインアカウントからのノートブックの共有をしてみたいと思います。

1) 本カウントの操作は Evernote クライアントツールで行います。サブアカウントの操作はWeb版Evernoteで行いましょう。
2) あらかじめブラウザからサブアカウントにログインしておきます。

Fullscreen
Fullscreen Photo by donpy

3) 本アカウントをログインさせた Evernoteクライアントツールを起動して、サブアカで共有させたいノートブックを共有する。

Fullscreen
Fullscreen Photo by donpy

4) メールアドレスを入力して共有の許可を出す。(GmailなどのWebメールに送信するのがよいと思います。)

共有ノートブックの設定
共有ノートブックの設定 Photo by donpy

5) ブラウザでメールを受信してURLを開く。

Gmail - I have shared an Evernote notebook with you - clubiphone3g@gmail.com
Gmail – I have shared an Evernote notebook with you – clubiphone3g@gmail.com Photo by donpy

6) メールに記載されたURLに接続すると、サブアカに共有ノートブックが追加される

Evernote Web
Evernote Web Photo by donpy

7) iPhoneからサブアカでログインし直し、共有ノートブックの中をみると共有ノートブックが追加されているはずです。

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IMG_3399 Photo by donpy

初回の起動時にはノートブックの同期が行われますのでしばらく待たないといけないのですが、ちゃんとキャッシュされます。二度目の起動以降は素早くノートの内容を確認することができました。毎回ダウンロードされるわけではありません。ちゃんとiPhoneのEvernoteアプリ内に格納されるようです。

たったの3つ。ノート数は実に0です。ヘビーにEvernoteを使っている方から見るとすがすがしく感じられるに違いないと思います。

しかも、その後はメインアカウントから共有されたノートブックに新規ノートが追加されれば、サブアカウントも即座に差分をダウンロードしてくれます。いつも本アカの共有内容が最新の状態でしかも軽い状態で閲覧することができます。素敵過ぎます。

運用例について

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IMG_3399 Photo by donpy

運用の仕方はさまざまですが、このゼロノートアカウントのコンセプトはあくまで「共有ノートブックを運用すること」です。上のSSにもあるように「0 notes」が実現しています。

つまり本アカウントに収められた中でも最も緊急性の高い、モバイルシーンにおいてもいつも用意しておきたいノートブックを共有して運用するわけです。これはユーザーそれぞれまったく違ったものになると思います。

ただ、ここでひとつ注意しなくてはいけないのはモバイルシーンの大前提です。「無駄なモノを持ち歩かない。」これを念頭に置いて共有するノートブックを決めることが大切です。

これは例ですが、私の共有したノートブックはたったの3つです。

すぐ見る
Inbox
PhotoInbox

これだけ。

Inboxとは、Evernoteに入ってきた情報が集約するされる場所のこと。どんなクリップとかメモとかもすべてInboxに一度は流し込むという癖を付けた方が運用上やりやすいと思われます。設定されてない方はぜひ「Inbox」ノートブックを作成し、すべての情報流し込みの宛先をそれにしてみましょう。

私はInboxからアーカイブの仕分けの際に「近日中にきっと必要になるであろう。あるいは継続的に必要になるであろう」と思われるノートを「すぐ見る」ノートブックに仕分けしています。こればかりは運用の問題ですから、そのような運用をしていない方にとってはGTDに合わせた「急を要するタスク」に割り当てればよいかと思います。

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IMG_3401 Photo by donpy

私が使いたかったモバイルシーンでのEvernoteはこの「すぐ見る」ノートブックを瞬時に同期し、文字通りすぐ見たかったんです。

運用の仕方次第なのですが、私の場合はそれ以外はモバイルシーンでははっきりいって使うことはない。万が一その情報が欲しくなったのならWeb版evernoteから検索すればいいとすら思っています。

運用上のメリットと注意点

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IMG_3402 Photo by donpy

見て下さい。Evernote使用量は実に31バイト。iPhoneのデータ使用量としても画像Inboxを使いながらも100MB程度に収まってます。コレならiPhone上での同期も苦になりません。iCloudバックアップにも優しいわけです。

アカウントを2つ持つことで得られるメリットは先ほども申しましたように非常に大きいです。

・iPhone Evernoteアプリの動作がとにかく軽くなる
・iPhone Evernoteアプリの同期スピードが格段に速くなる。
・iPhoneのFastEverに代表されるメモアプリから本アカウントにノートを流し込んでもすぐにサブアカウントに反映される
・不必要な情報を排除することで閲覧性も増す
・無料アカウントで十分運用できる

ある程度のルール作りは必要だと思います。

・すぐ見るノートブックは最大100件
・Inboxは基本週に1回は整理する。

これはあくまでも例ですが、Inboxに1000件とか溜めこんでしまうこと自体、Evernoteに溺れている状態だと思います。しかもせっかく軽く運用するための方法にも関わらず、結局重くなってしまいます。これでは本末転倒です。

情報の整理はやはり自らの手で行うべきです。

ライフログ的にEvernoteに流し込んでいる情報はある程度自動で振り分けが行われていると思います。(Inboxに入らないような仕組みを自分で作るべきだと思います。)このあたりの環境はまた別の話になりますので、色々なEvernote関連のサイトを調べてみると良いと思います。自分ルールを作り、iPhoneでの必要な情報を最小限にするための努力は必要ということになります。それは引いてはEvernoteの使いこなしに繋がっていくと思いますので実は一石二鳥なんですけども。

Inboxの整理は本アカウントを家のPCなりで行うのがよいかと思います。私は毎日帰ってきたらまずそれをしています。

こんな感じで iPhone からも Evernote は便利に活用できます。是非お試し下さい。

あとがき

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skitchIFW5Mp Photo by donpy

つい先日、ある方から献本いただきました。それはライフログの入門的な書籍で、非常にためになるお話でございました。書評というものは私の性に本当に合っていません。その代わりと言ってはなんですが、Evernoteを私も色々考えているのだよということを恩返しの意味も込めてエントリーさせていただきました。

実は Evernote には割と関わりながらブログ上で Evernote ネタを書くことは初めてでした。と言いますか、今後もきっと Evernote エントリーはよほど思う事がない限り書くことはないでしょう。グルメログとかと同じです。私の守備範囲ではありません。あくまで、iPhoneアプリのEvernoteをいかに不便なく使うか。それだけを考えてエントリーしたまでです。

かつて私がEvernoteを使おうと思ったきっかけがありました。それこそがそのある方、 @goryugo さんです。その時、彼は私にこう言いました。

「ノートブックなんてたくさんいらないですよ。Inboxと読んだという2つだけでいい。それから必要なモノは足せばいい。」と。私がそのとき鳥肌が立った覚えがあります。Evernoteはシンプルに使ってこそ使えるもの。そう確信できたからこそ、私はEvernoteに入門できたのです。

しかし、色々なEvernote関連のテクニックなどを読むにつれ、さまざまなEvernoteに情報を流し込む手段ばかり覚え、データベースの肥大化ばかりが目立つようになってきました。Inboxもまったく整理がつかず、もう自分には止められないほどEvernoteには日々自動的に多くの情報、ライフログが流し込まれるようになってしまったのです。まさにアーカイブの山。

アーカイブ=データベース なのであって、それが多いことは問題にはなりません。むしろ喜ぶべき事です。しかし、そのデータすべてをiPhoneに背負わすのはどうかと常々考えていました。

果たしてこのままの運用で自分のEvernoteはまともに使えるモノになるのだろうか?と。

私はアーカイブを省略したEvernoteの運用を夢見たわけです。それを無料で取得できるサブアカウントでの運用というひとつの結論に至ったわけです。導入、共有、Inboxの整理にPCは不可欠ですが、iPhoneで「つかえる」Evernoteアプリの環境を整えるには極限までにノート数を絞り込む必要があったわけです。このたびの iOS5対応Evernoteアプリのパフォーマンス と iPhone4S のパフォーマンスを見ますと、ムリにこのようなことをせずとも案外使えたりする感じもあったりするわけですが。

あくまでこれは運用以前の Evernote を快適に使うための環境構築の話です。実際の運用、活用はユーザーさんそれぞれの使い方に関わっているわけで、それこそ、 @goryugo さんや、 @rashita2 さんを始めとする Evernote 使いの第一人者たちのノウハウを勉強するのがよろしいかと思います。

ものすごい邪道なのかもしれませんが、ひとつのヒントということで捉えて取捨選択していってもらえると幸いです。

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