祝辞
〜あるブロガー1周年エントリーを見て。

2013/11/23

久々心打つエントリーがあったので、1エントリーとして起こしてみます。

1年が経って
http://ma2mars.org/?p=12066
したっけ、鈍がめ 備忘録

まずは、鈍がめさん、1周年おめでとうございます。

ブログを1年続けることって、それだけで凄いことだと思います。中の人の浮き沈みの激しい中、自分のモチベーションだけでブログを続けることって大変だと思います。私もWordPressで世間の荒波に十分揉まれてある程度わかっているつもりです。

私はこの1周年の祝辞を「弁当記事の重要性」として、かえさせて頂きたく思います。

(続きは折り込みます。)

続きはこちら。

私にも似たようなコンテンツがあります。最初はなんだったでしょう。。「iPhone D’s 迷走日記」とかだったでしょうか?そこからいろんな名前を経て今は「@donpy の覚醒しない日記」になりましたかね?

そもそも、文章を書くということはある程度のエネルギーを使うことなのです。それは私もほとんど毎日書いているから感じます、わかります。読み手さんにとってはその記事が「役に立つか立たないか」とか「面白いか面白くないか」という視点で読まれていることと思います。

私も色々なブログを読むに当たって、自分の「興味」に沿って取捨選択しているわけです。一日が無限の時間があれば、全部隅から隅まで読むわけですが。

私たちブロガーも情報を集めるためにそれこそ色々な情報と向き合っているのです。よりよい情報と繋がりを求めて。

その中で、鈍がめさんのエントリーの中で非常に共感を覚えた部分があります。

最初は、毎日のように出てくる素晴らしいアプリが埋もれてしまうのは勿体ないじゃないかと思い始めたアプリ紹介。でも、時間とお金の無さに無料ゲームに限定してしまった為か、殆ど見てもらえないブログでした。ゲームの遊び方が解らなくて検索して来てくれる方がほとんどだったと思います。それだけでも価値があるのかもしれませんが、手応えの無さも有って、やりたいことに時間をかけた方が自分の為になりそうだと思った次第です。

そこには、実は私がAppStoreの新着チェックをやめた理由とほとんど同じ事が書かれてます。私は全ジャンル、全アプリに対してやっていた時期がありました。毎日400-500のアプリをチェックしてはめぼしいモノをインストールして、使い方がわからなければ、どんな言語のサイトも翻訳botを通して理解しようと努め、最後には残念な結果になることの繰り返しをしていたんです。

鈍がめさんは「手応えがない」とまでしか言及されていないのですが、私は「不毛だな」とも思いました。別の情報収集の方法でも十分元は取れると。そう思い、AppStoreの直接チェックはやめてしまったわけです。

しかし、勘違いしてはいけません。すべてがそういうアプリではなくて、ごく一部、ものすごいアプリが存在するのです。AppStoreにはその数%の中で熾烈な「質の争い」が繰り広げられているのです。それは商売になるならないの話を逸脱するほどの争いです。無料という爆弾を背負った孤高なデベロッパーさんから、iPhoneデベロッパーの未来まで心配しておられつつ開発作業をするデベロッパーさんまで。レベルの高い争いは今日もAppStoreを中心として繰り広げられております。

情報を集める身にとっては「そこだけ見たい」という気持ちもあります。

凄いアプリというのはあるわけで。生活、いや、人生すら変えうるポテンシャルをもったアプリも数多くあるわけです。つまりは、それだけのポテンシャルをもったアプリの数十倍はそれ以外のアプリなのだというわけです。そんな宝くじを毎日やることが楽しみでもあったわけですが、そんな素晴らしいアプリに真っ先に出会いたいという気持ちはいまだにあります。「オレだけが知っている凄いアプリ」を見つけるためのモチベーションにはあまりに荷が重かったわけです。

結局、手段はいまだ手探りなのです。そんな意味もあって、アプリダイバーは凄いといつか言いました。

話を戻しましょう。

鈍がめさんにとってのブログを続けるモチベーションは一体なんなんでしょう?

それは彼自身が言っているように、「何かを作れる様になりたい」ということに尽きます。これは私も鳥肌が立つ思いでした。私自身は何の専門知識ももちあわせていませんので、そこまで考えないわけですが、行き着く果ては同じようなことを考えているのかもしれません。

DraftPadの連携記事を連投する彼の姿を見て、私はいつも、「そのスキルを箱庭の中ではなく、自由に発揮してもらえたら」と思っておりました。確かによいアプリを活用するための知恵というものは重要なのですが、それ以上のものを彼には感じたわけです。だってアプリの方向性自体すら彼が変えてきているわけですから。それはTextForceを推す、hiro45jpさんにも言えることだと思います。

ただ、私の持てる表現方法の一番の場所はブログです。それ以上のものは持ち合わせていません。だから私は書き続けるだけです。鈍がめさんは次なるステップへの準備としてブログを書き続けています。素晴らしいことです。みなさん、ブログを次なる大いなる段階へのステップとして考えて頂ければいいんだと思います。もちろんブログを書くことが最終地点でも良いわけです。

そのためへのオリジナルコンテンツとして、「弁当」記事があるんだと思います。

他人にはこの弁当についての記事は決して書くことができないんですから。これを書き続けることはモチベーションを最大限維持するための、大切な要素なんだと思います。何かを発信するというのは単なる猿真似とか模倣ではなく、自分だけの何かを求めることなんだと思います。

何かを発信する、何かを作り上げる。

素晴らしいことだと思います。

私はこれからもブロガーを応援したいと改めて思いました。それがゴールであれ、ステップであれ。とにかく今自分の置かれているステップを理解して真面目にやっているからこそ、次のステップがあるのだと思います。これからもそんな熱い記事を一杯読めたら私は幸せです。それが何よりのモチベーションになります。

ちなみに鈍がめさんの弁当記事は毎日書かさず読んでいます。

たまに真面目なことを書くと、なんか体が痒くなりますね。いけませんねw

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