@donpy 通信【476号:2012/11/26版】

11月最終週に入りました。

私のバリアを破ってくださったカップル

ネットで知りあい、仲良くなった方は数知れずいます。

SNSなどでよく話すようになり、どこかのオフ会でリアルで出会い、気の合う仲間ができ今度は個人的に飲む。そんな流れはこれまでたくさんありました。

そうやって、ネットでの活動とリアルでの「輪」をこの4年半ずっとやってきたように思います。その流れは自分にとってはいたって「普通な」流れです。

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ここ数日、実は私は病床に伏しておりました。

月曜の夜くらいから異変を感じ、火曜日の午後くらいから突然高熱に見舞われ、翌日内科に行って診てもらったとき

「まさかだとは思うけど、一応調べておきますね。」

と出されたのは長い棒状の検査キット。プロラストFluというものです。

◇ インフルエンザ検査キット | プロラストFlu | 操作方法 | 臨床検査試薬の三菱化学メディエンス

長い綿棒を鼻の穴から挿入し奥の奥まで突っ込まれるというのは高熱出しているときにこれほどつらいことはありませんでしたが、一瞬です。そして待つこと数分、Control と A と書かれた部分に青い線が浮き出ているキットを差し出され「インフルエンザですね。」と診断されました。

すぐに治療薬の「リレンザ」を処方され、高熱の状態は翌日の午後から徐々に落ち着いてきました。

しかし、まだ感染の可能性があるということで、発症後約5日間は外出は控えるよう指示されました。発症がおそらく月曜日。その5日後は土曜日。

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土曜日には大事なお祝い事がありました。ネットで知りあったとある男子と女子のお祝いだったのです。私と相方もそのお祝いに参列する予定でした。しかし、予想外のこのような出来事が起こり、参加はできませんでした。

彼らの仲の良さは私も良く知るひとりだと自負しております。

先ほども申しました通り、SNSを通じて普段からちょくちょく絡みもありましたし、その次のステップのオフ会でも彼らは主催者再度で毎度のことながらよくしていただきました。徐々にふたりの関係も知ることになり、ようやくゴールインのその日が土曜日だったわけです。

歳はかなり離れているものの、私は彼らふたりの今回のお祝いに至る境遇を見ていますと、他人事に思えませんでした。自分の境遇に非常に良く似ていて、お互いそれなりの理解があってのゴールインなんだろうなと思いました。私の相方が私の親に気づかったであろう事、そんな気遣いに気付いて自分が親や親族に必死で説明を繰り返したあの日を思い出しながら、どんな気持ちで彼は説明しただろうと考えると他人事ではなかったわけです。

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ちょうど先週の週末、たまたま機会がありまして、そんな彼らに会うことができたんですよね。ただ、今回のサプライズなど話せるわけもなく、そんなことを知らない彼らは私たちにリングを見せてくれました。本当に感動しました。ああ、来週の彼らのものすごい喜びようはないだろうなと密かに楽しみにしていた夢は脆くも崩れたわけであります。

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私は感じよく仲良くしているうちはまだ心に一枚のバリアがあるんだと思います。

あることを経験してそのバリアを破って、なお仲良くやれている方々こそが「ネット友」を超えた「友人」だと思っております。

木曽川あたりにいらっしゃる某g氏であるとか、今は新宿に事務所を構え飛ぶ鳥を落としすぎな某bank氏だとか、心の師匠だと思っている吉祥寺の45jp氏だとか、ゲームしか頭にない某キャスト氏、仙台のiwa某氏などなど。みんなその「あること」を経験しています。

今回関西では唯一の「あること」を超えた仲であるおふたりには本当に心からお祝いを言いたかったです。それくらい特別な存在である彼らとはこれからもずっとずっと何か一緒にやれたらと思っております。あのふたりはふたりじゃなければいけない。

心から「まぐにぃ、まぐねぇ、おめでとう」と言いたいです。

そんな彼らがどんなサプライズで祝ってもらったのかは以下をお読みいただければと。

◇ ”【雑記】もとい【謝辞】伝えきれぬ感謝の気持ちをここにしたためたいと思います。 | 日刊まぐにぃ | MagLog”

そのサプライズはこれまで彼ら自身がみなに与えてきたことそのものなのではないでしょうか?

みなさんはどう思われましたか?

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そして最後に。文中何度も出てくる「あること」とはたぶん最も自分の中で幼稚なところにあると思います。それをさらけ出したということになりましょうか。これから「友達」になる方はみな経験することだと思います。だから敢えて言わずにおきます。

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