和製Twitterクライアントの新星「TweetMe」
〜音声認識機能とオートスクロール機能に注目!

2013/09/26アプリレビュー

つい先日凄いTwitterクライアントが出たとTLで賑わっているのを見ました。

例に漏れず早速ダウンロードしてみたわけですが、これがまた楽しいクライアント。音声認識によるつぶやき入力オートスクロール機能が目玉です。しかも和製。これは使ってみるしかない!ということで色々と試してました。

iTunes TweetMe TweetMe

驚くなかれ。無料です。この意気込みを買わないわけにはいきません。現時点で色々と要望したい点などもあるのですが、初バージョンでこのデキなら今後に期待できそうです。何より

TweetMeはユーザーの方々の使いやすさ追求したもので、
実際のTwitter愛好家の方々の意見を集約し、
可能な限り皆様のご意見を取り入れて開発をしております。

と開発者さんも非常にユーザーフレンドリなところも好感が持てますよね。ぜひ開発者さんのブログもチェックしてみて下さい。

[関連リンク]
FLIGHT iPhoneアプリ開発者BLOG
http://ameblo.jp/flight-iphone/
FLIGHT iPhoneアプリ開発者BLOG

続きはこちら。

まず起動してみましょう。どんなtwitterアプリでもそうですが、まずはIDとパスワードの設定ですね。するとアカウント認証が行われて上のような承諾画面が出ます。迷わず承諾しましょう。承諾後、メイン画面が登場します。わくわくしますね。

メイン画面

skitched-20100121-143209.png

メイン画面

これがメイン画面です。各ユーザーのアイコン、つぶやきの内容、つぶやいた時間(時刻表示)などが表示されています。フォント等の設定は変更できないようですね。割と見やすいのではないかと思いました。で、実はこのメイン画面は左右にフリックすることで切り替えることができます。

・Home
・Mention
・Direct Message

基本はこの3つなのですが、メイン画面の右下のアイコン(ギアのやつ)をタップすると「ページ設定」ができますよ。

サーチの内容を登録したり、リストなどを登録することもできるようです。どんどん追加していけば、あなただけのメイン画面をカスタマイズすることができますね。何気にこの左右フリックでの切り替えが快適なんですよね。

また、画面下にあと3つのアイコンがありますが、それぞれ、「更新」「すべて既読」「ユーザー検索」のボタンになっています。更新に関してはTweetie2のように上下でフリックすることで更新もできます。

オートスクロール機能

skitched-20100121-150658.png

音声認識入力が目玉になってしまって、あまり目立たないのですが、私個人的にはこちらの機能もおすすめです。つぶやきの中を自由に移動できるスクロール機能なんですが、おそらくTwitterクライアントでは初の「オートスクロール」機能が搭載されています。↑方向、↓方向いずれも設定可能です。いちいちめくるのがめんどくさい私は「TwitterクライアントにもBB2Cのようなオートスクロール機能があったらいいなぁ」と思っていたので、これはうれしいです。

つぶやいてみる

何がつぶやけるのか

skitched-20100121-143803.png

TweetMeでは様々なつぶやきをTwitterに投げかけることができます。通常の140文字までのテキストのつぶやき、画像の投稿、ジオタグの埋め込みなどなど。URL短縮機能もついていますし、ハッシュタグに関してもあらかじめ登録しておいたものから選択できるようです。

主な機能は以下の通りです。

1.つぶやき画面を閉じる

送信せずにつぶやき画面を閉じようとすると「下書き」に保存するかどうか尋ねられます。

2.TLを見る

つぶやきながらTLの内容を一時的に見たい場合に便利です。つぶやきウインドウが小さくなります。

3.音声でつぶやく

twitterはつぶやく場所とはよく言われますが、リアルボイスでつぶやきを生成できるこの機能がこのアプリの目玉です。AmiVoiceと連携した、音声認識技術は本当に凄いですね。試しに関西訛りの私の声でやってみましたが、ちゃんと認識しましたですよ。設定で固有単語登録をしますとさらに認識率もアップするとのことなので、色々と登録してみようと思いました。

4.残り文字数

5.投稿ボタン

6.つぶやきを消去

7.URL短縮

8.ジオタグ埋め込み

GPS情報を埋め込むこともできます。

9.写真を投稿

このように直接カメラアプリから投稿したり、アルバムから取り込むこともできます。このあたりは基本ですね。

10.ハッシュタグ埋め込み

私はあまり使っていないのですが、多用する方も多いですね。チェックしていると常時自動的にハッシュタグが埋め込まれるという機能はいいかもしれませんね。

11.Reply先の選択

フォロワー、フォローユーザーから選択してmentionを送ることもできます。検索機能も付いているので探しやすいですね。

気になるつぶやきをみつけたら

他のユーザーのつぶやきを見つけたときにユーザーができることも色々あります。

各つぶやきをタップすると画面遷移が行われず、つぶやき画面がポップします。このあたりは軽快で良い方法ですよね。ウインドウ上部はつぶやきの詳細が表示され、下にはメニュー一覧がずらっと並んでいます。(tobuさんのつぶやきに登場していただきました)

Reply

最も私がよく使う機能なのですが、つぶやき主に対しての返信を行えます。Reply画面に入ると、In-Reply-To機能にも対応しているようです。が、TweetMe本体でそのIn-Reply-Toを追う方法があるのかどうかまだわかっていません。ご存じの方は是非。また、Replyボタンの右には「全員にReply」ボタンもついています。つぶやき内にある全員に対して「@hogehoge」が出力された上でつぶやきを入力できるのがいいですね。

Retweet
ご存じRTです。最近のユーザーさんはこちらを結構多用している方が多いようですが、公式RTと非公式RTの使い分けという意味ではまだまだ非公式でRT内で会話を完結させる手法をとられている方が多いように感じます。RTでのつぶやき画面でいつも思っていたのは、「RTの手前までカーソルを移動した状態でつぶやきを入力したい」ってことなんですが、見事に実現して下さってます!何気にすごくいいですよ。

Direct Message
お互いにフォローしあっていればDMを送信することができます。

リンクを参照する

TweetMeではつぶやきのリンクを直接タップしてリンク先を参照するという方式を取っていません。このリンクボタンから飛ぶことができます。このあたりは最初私も戸惑ったのですが、慣れですね。内蔵のウェブブラウザも至って普通です。Safariへ飛ばすことも可能なようです。

つぶやき主のタイムラインを参照する

skitched-20100121-154925.png skitched-20100121-154956.png

つぶやき主のタイムラインを参照できる機能なんですが、@が含まれるつぶやきの場合は「ペアタイムライン」と言って、二人以上のタイムラインのみに絞り込んで表示もできます。試しに3人の場合もちゃんと表示されました。この部分にIn-Reply-Toの表示で会話のみを遡れる機能も欲しかった気がしましたが、こちらである程度遡れますね。

ハッシュタグを参照する
つぶやき内にハッシュタグが含まれている場合、そのハッシュタグの内容を閲覧することができます。

Favoiteに追加する
気に入ったつぶやきをFavoriteに残すことができるのですが、このTweetMeの処理の速さにはびっくりしました。私は結構Favoriteを多用しますので、これだけサクサクと★が付けられるのはうれしいです。素晴らしい。

つぶやきをコピーする
つぶやき内容をメールする
つぶやきをコピー、メールできるのですが、このアプリはInstapaper、ReadItLatorなどのサービスとの連携がないのでそのあたりに活用するってことなのでしょうか?私なら、コピーして、Pastebotにぶち込みますけどね。

フォロー管理がしたい

skitched-20100121-160103.png skitched-20100121-160408.png

色々と紹介してると結構多機能だなと思いつつ、最後これだけは書いておきたいフォロー管理についてです。このアプリで一番わからなかったのは、「自分のプロフィールをどこで確認するんだ?」ってことだったのですが、実はメイン画面の中央上のバーをタップすることで確認できるようですよ。

こちらもポップアップのウインドウから操作できるようです。タイムライン・フォロー・フォロワーの確認はこちらからできるようですね。また編集ボタンを押しますとユーザー情報の編集もできるようなんですが、アイコンの変更はできないようです。残念。

skitched-20100121-161103.png

Following,Followerの数とユーザーの確認で一覧が表示されるのですが、アイコンの右下に片思いマークが出るのが面白いですね。グループ編集、リストに追加なども操作できます。

これからの飛躍に期待できそうなTwitterクライアント

私の紹介は以上です。本当によいTwitterクライアントが出たなぁと思いました。目玉である、音声認識機能だけではなく、画面遷移が極力行われないUI作りにも好感が持てましたし、オートスクロール機能は本当に待ってた機能でしたので、私はTLの閲覧はこちらでやりたいなと思いました。

操作そのものは従来のクライアントアプリとは一線を画すほどの違いがありますので最初は戸惑いましたが、今後のバージョンアップで細かな操作性の向上、機能の強化を期待したいところです。

何より和製クライアントアプリということで今後も応援していきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。ってことで。

↓App Storeでチェック!

iTunes TweetMe TweetMe

↑App Storeでチェック!