CEREVO CAMの楽しさを倍増させる「CEREVO LIFE」

2018/08/16

全3回で予定していたレビューですが、第3回はまとめということで、今回のレビューの最後に盛り込みました。レビューは今回で締めくくりたいと思います。

さて、前回「CEREVO CAM」という通信機能をもったカメラについてレビューいたしました。今回はその通信機能からさらに一歩進めた、「ネット活用」ができる「CEREVO LIFE」についてレビューしたいと思います。

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その目玉機能は「イージーシェア」という機能です。

・各種ソーシャルメディアに写真を自動投稿
・オンライン上で画像編集が可能
・Eメール共有が凄い。

デジカメで撮った写真を煩雑な操作なしに共有できるということが「CEREVO CAM」の最大の特徴だと言えるでしょう。

CEREVO LIFEの中身

それではイージーシェアを紹介する前にネット上の「CEREVO CAM」ユーザー専用ページである、「CEREVO LIFE」の中身を紹介しておきましょう。

トップ画面はこんな感じなのです。

Cerevo Life -photo-

基本はアルバム閲覧画面なんですよね。CEREVO CAMで撮った写真をアップロードしたものが、アップロード単位でアルバムが作成されています。画面左のサイドバーに表示されているのがわかりますね。なお、アルバムに保存された写真は原則非公開として取り扱われますので、安心だと思います。

直近でアップロードされた写真アルバムについては画面中央のメイン画面に「新着アルバム」として表示されます。ここにアップロードされる写真について「イージーシェア」サービスを利用することができるわけですね。その他、カメラとの紐付けとか、ネット上の各種ソーシャルサービスへの投稿の制御もこちらで行うわけですね。

それでは、イージーシェアについて見ていきたいと思います。

イージーシェア

各種ソーシャルメディアに写真を自動投稿

Cerevo Life -photo-

こちらの画面で各種ソーシャルメディアの設定をした上で、アップした写真をSNS/BLOGなどにアップロードができるわけです。定型文の編集も行えます。現在のところFlickr以外のソーシャルサービスでは連携させると即座に公開状態になってしまいますので、その点は注意が必要のようですよ。

連携の設定は非常に簡単で、各ソーシャルサービスアイコンをクリックして、必要なID、パスワードを設定するだけでできましたですよ。

オンライン画像編集

Cerevo Life -photo-

アップロードした写真をアルバム上から直接編集が行えます。モザイクをかけたり、カットしたりと簡単な画像編集はこれで事足ります。しかも軽いのが良いですね。

また、詳細な編集は、これまたオンラインサービスの画像編集サイト「Piknik」と連携されています。

Picnik

編集画面はこちらの通りです。回転、トリミング、サイズ変更に加え、露出変更とか色とかも調整できる多機能ぶり。自動修正をかけてみると。。

Picnik

いい感じに仕上がりました。驚いたのはこの修正の時間がネットサービスを利用しているとは思えないほどのスピードだと言うことです。こういうネット時代だから為せる技なんだと思ったりもしました。便利です。

Eメール共有

Cerevo Life -photo-

登録された写真をいつでもEメールで共有する設定もできます。何気に登録アドレスを増やしておくと、便利かも知れません。家族同士の写真共有には最適です。

Cerevo Life -photo-

写真を見ながらメールで送るをクリックしますと、

Cerevo Life -photo-

送信する相手を選択することができます。先ほどの設定で家族のメールアドレスなどを登録しておくと、メールアドレスの入力する手間が省けて良いです。

カメラとネットサービスの融合とは?

全3回に分けてのレビューの予定でしたが、最後のまとめとして、こちらと連結させて頂きます。

単なる製品としての「CEREVO CAM」に撮った画像を運用する手助けをしてくれるオンラインサービスの「CEREVO LIFE」が加わることで、カメラとしての可能性は非常に広がったのではないかと思います。

現時点では、まだまだ本体のバージョンアップを繰り返していて、日々進化を遂げているような印象を受けます。現状でもカメラとしての性能アップ、ネットサービスの使い心地なども100%ではないものの、十分使える状態にあると思います。

PCを介さずにネットに写真をアップロードできること。そして、アップロードした写真のネットでの運用が非常に楽なこと。これがCEREVO CAMの大きな利点ではないかと思います。

今後はカメラ機能を拡張したCEREVO CAM2の登場にも期待したいところですし、CEREVO LIFEも使い勝手向上にますます頑張って頂きたいと思います。

この便利さはまだまだ氷山の一角だと思います。これからのネットサービスの進化にあわせた素晴らしいネットワーク連動デジカメというまったく新しい分野を切り開いて頂ければと思ったところで、バトンを私の師匠でもある、「butuyokumaniaさん」に渡したいと思います。

PDA×TPO@物欲狂抑鬱症
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PDA×TPO@物欲狂抑鬱症

私のようなiPhoneしか知らない私ではなく、今まで数々のガジェットを見てこられた氏なら、また違った切り口でこのカメラを評価して下さるものと思い、バトンを渡したいと思いました。今後のレビューにも期待ですね。