観劇に行ってみた。〜 みき演劇セミナー第十八発「惜しきものこそ」

雑記

たまにはちと日常的なこともログとして書いてみます。

みき演劇セミナー第十八発「惜しきものこそ」を観に行きました。

もともと舞台ですとか、ライブ的なショーは好きなもので、最近ではすっかり引きこもりなんですが、ここ最近、この劇団に知り合いが所属しているのもありまして、今年も行って参りました。

三木文化会館へ。

会場はいつもと同じ、三木市文化会館小ホールです。家から車で30分ほどで行ける場所でございます。

演じるのはみき演劇セミナー。

面白いのは市主導の市民参加型の劇団で、平成8年スタート。郷土を題材にした創作劇を毎年1作上演してくださってます。テーマは「見つめ直そうふるさと」なんだそうです。いいですよね、こういうの。

三木市文化会館



チケットの売れ行きもかなりのもので人気舞台になっているようで、当日券は満席御礼につき確保なかったようです。

会場内へ

出演者などのスタッフがすべて載ってました。

前売りチケットを座席券交換しますと、なんと最前列のど真ん中。これはびっくりしました。

真ん前すぎてどうしていいのやらって感じでした。

パンフレットもいただき、劇内容のあらすじはこちらで有る程度把握することができました。

キャスト紹介も親近感がわきますよね!

最前列の観劇はものすごい臨場感でした。

当然上演中は撮影禁止のため写真はありません。

平安時代を舞台にした歴史的な話を絡めた創作劇でしたが、導入部分から語り部的な方が登場し、背景を説明してくれるので非常にわかりやすいストーリーでした。

ふたりの若い弱小貴族が世のため人のためにお互い夢を語り合う。一部の貴族による悪政がまかり通る世の中で、善かれと反乱を起こした藤原純友と武勇に優れた公卿小野好古。やがてふたりは対決することになります。

随所に想いを伝えるために「歌を詠む」場面があるのですが、これがまるでミュージカルのようでした。

なるほど、古くからの奥ゆかしい日本の文化、人に触れることができ、時代を超えて「正義とは何か」を訴えかけてくるようなそんな劇でございました。

何よりこれは舞台で、映画ではありません。出演者の方々の息遣いから足音などがダイレクトに感じられる、まさに臨場感あふれるライブでした。これは最前列じゃないと体感できないことかなぁと思いました。貴重な体験をしたなぁと。

全編で2時間にも及ぶ長編でしたが、最後まで楽しむことができました。

帰りは出演者全員がホール入り口でお見送りしてくださり、ついさっきまで舞台に立っていた方々が目の前にいるという不思議な体験も楽しめました。いやーやっぱりライブっていいですよね。来年もぜひ行ってみたいと思いました。

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