iPhone 対応車載用レーダー 「RADAR PHONE i01」を試してみました。

スピード違反、検問対策の車載用レーダーに iPhone 対応のものが COMTEC から発売されていましたので、早速購入してみました。


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一体iPhone対応してレーダーがどうなるのか。興味津々でございました。開封から、車内設置、アプリ紹介から実際の使用レポートまでお届けしたいと思います。

開封の儀

いつものように買ったら「開封の儀」でございます。


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ケースはこんな感じです。正式名は iPhone用レーダー探知機 GPS Radar for iPhone 「RADAR PHONE i01」となっていますね。


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裏には色々と機能があるようです。やはり個人的に期待しているのは

・アプリなので、色々なデータやアップデートがスムーズに行える
・iPhoneの大画面でレーダー情報をどれだけキレイに見ることができるか。

ってところでしたので、そのあたりを中心に期待したいですね。また、レーダー本体から iPhone へのデータは Bluetooth を使っての送信ということでワイヤレスってのがうれしいなと思いました。


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はい、ドン!ってことで白い箱と説明書が出てきました。注意書きがあったのですが、iOS5 には一部対応が甘いところがあるという断り書きでした。今後のアップデートに期待したいですね。具体的にはレシーバーユニットのLEDランプの色の設定がうまくいかない不具合があるとのことでした。ただ、動作そのものには問題がないということで一安心。


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こちらが箱の内容物。付属品一覧です。色々入ってますね。車へのセットアップに必要な、両面テープですとか、ステーですとか、サンバイザーハンガーなども入っておりました。左にあるのはシガーソケット用電源ケーブルです。

ちょっと残念だったのはせっかくレシーバーと iPhone は無線で繋がるのに、電源が有線だとあまり意味がないんですよね。。。充電式でもないようなので、コードの取り回しはちょっと工夫しないといけませんね。


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本体です。真っ黒でスイッチ類もほとんどないんですけども、


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背面に電源ケーブルを接続するジャックがあります。


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左側面は何もありません。


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裏面にはステーとの接続部分があります。これにステーを付けてみると


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割と簡単に「カチッ」とはまってくれました。楽ちん楽ちん。


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サンバイザーハンガーも付属していたので付けてみました。ちょっと電源ケーブルの取り回しが難しすぎだったので後ではずしましたが。

車内取り付け

今回はテストでやってみたので、両面テープでの固定などは行いませんでした。今後しっかりと固定する場合はまたレポートします。

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レーダー本体はセンターコンソールボックス下のスペースに置きました。ちなみにレーダーが反応すると本体から警告音と共に警告ランプが緑から赤に変化して知らせてくれます。


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iPhoneも固定する場所がなかったので、とりあえずってところにおいてみました。

iPhone側の準備

車内に取り付ける前に iPhone側の準備が必要です。Bluetooth で レシーバーとの接続を完了させましょう。また、位置情報は iPhone のものを使う場合もあるようなので、位置情報は ON で運用します。

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これで Bluetooth が有効になり、iPhone と レシーバー本体との接続が完了しました。

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しばらく待っていると、専用アプリのインストールを促されます。こういうふうにインストールに誘導できるんだ、iPhoneって。迷うことなくアプリをダウンロードしましょう。もちろん無料です。

RADAR PHONE アプリについて

いわゆるレーダー受信の状態のビューワ部分を iPhone に負担させています。現在のレーダー状況などをリアルタイムに監視することができるわけですね。もちろん、本体のみでも使えるのですが、微妙に機能がかわってきます。

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こんな感じで iPhone との役割分担があるのですね。それではアプリを起動させてみましょう。

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アプリを起動させるとコンパスの干渉をとくよう毎回八の字に動かすよう指示されます。そしてさまざまな情報が iPhone に表示されます。大きく、3つのモードがありまして、

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こちらがメインの「レーダースキャン画面」です。様々な警告や、GPS警報情報などグラフィカルに表示してくれるモードです。ポートレート、ランドスケープ(縦横)どちらにも対応しています。

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こちらは「スピードメーター画面」。格好はいいんですが、正直こちらで速度を確認する意味をあまり感じません。ただ、TOP SPEED ってのが記録されるので気を付けないと思いました。

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こちらは「iMAP 画面」。Googleマップと連動して、現在地を表示してくれます。素晴らしく現在地捕捉ができていると思います。

設定がものすごく細かかったです。とりあえずはすべて ON で試してみましたが、参考までにSSを貼っておきます。

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こちらは機能設定。本体の動作に関するものだとか、LED色を変えたりとかできます。

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公開取締情報設定画面。アプリの起動時にお知らせしてくれます。

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無線警報設定、GPS警報設定はこちら。ちなみに GPS警報設定のデータは iPhone が保持していますので、iPhoneでこのアプリを起動しないと警告してくれないようです。

実際に使ってみた。

ま、まだ開封して周囲を一走りしただけなので、なんとも言えませんが、レーダーの反応はすこぶる順調でした。

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レーダー画面には近くのパトカーの位置を表示してくれていました。

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またオービス付近を通過時にはけたたましい警告音と共にレシーバー本体が赤く点滅して警告してくれました。オービス付近での iPhone の画面を撮ることができませんでしたが、ちゃんと警告の種類も表示されるようですよ。

警告に関してはマニュアルに詳しく書いてありましたので貼っておきます。

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色々な方法で警告を伝えてくれます。いやあ、これから役だって欲しいですね。

ファーストインプレッション

いかがでしたでしょうか? iPhone対応レーダーということでかなり期待して購入してみたのですが、確かにレーダースキャン画面は素晴らしかったです。各種警告もわかりやすく、アプリそのものも見るだけですので特につまずくところはありませんでしたね。レーダー付属のちゃちい液晶とは段違いの体験でした。いやはやこれはひとつの革命じゃないかと。

ただ思ったのは最初にも言いましたが、せっかくの Bluetooth 接続なので、ぜひソーラー充電も可能にしてもらいたかったなぁと。あとは、今後の iPhoneアプリへの対応にも期待したいところです。

それともう一つは車の運転中に iPhone が完全にレーダーに取られてしまうことですね。私は今使っていない iPhone4 をレーダー専用で使うことにしましたが、電池の減りもなかなか早そうですし、このあたりはレーダー単体でなんとかならんのかなとも思いましたですよ。

多少の不満はあるものの、レーダー+ iPhoneの未来を見ることができてよかったです。これから毎日お世話になろうと思ってます。よい買い物をしました。是非興味のある方はチェックしてみてください。

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